2026.09.04 ローカル・旅
ニッポンローカル見立て帖 File.06:新潟・上越 「雁木通り」に見た、古いものが、ちゃんと誰かに渡っていく町
「越後・謙信SAKEまつり」をきっかけに訪れた新潟・上越。雁木通りの下は、一軒ずつの私有地だった。宿も建具も着物も、終わったものが誰かに渡って形を変えて使われている。古いものが、ちゃんと誰かに渡っていく町。見立て帖 File.06。
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「越後・謙信SAKEまつり」をきっかけに訪れた新潟・上越。雁木通りの下は、一軒ずつの私有地だった。宿も建具も着物も、終わったものが誰かに渡って形を変えて使われている。古いものが、ちゃんと誰かに渡っていく町。見立て帖 File.06。
享保年間から続く「黒森歌舞伎」を見に、2月の山形・酒田へ。日本一の大地主・本間家が生きた5畳、雪のなかの農民歌舞伎、出羽三山。やり遂げることで生まれる誇りの輪郭を書いた、見立て帖 File.05。
「ダサいたま」と言われてきた埼玉・大宮へ。武蔵一宮氷川神社の蛇の池、中山神社で再会したアラハバキ、そして盆栽。6000年の時間が層になって残る「多層的なタイムカプセル」として大宮を見立てた、見立て帖 File.04。
三内丸山遺跡で出会ったヒスイの輝きに導かれ、縄文人が切り拓いた「ヒスイの道」を逆に辿って新潟・糸魚川へ。奴奈川姫の痕跡を訪ね、ヒスイ海岸で自ら石を探す。ブラック焼きそば、天津神社、小さな糸魚川ヒスイ原石館。見立て帖 File.03。
縄文人は高度な航海技術を持つ海洋民族だったのではないか。その仮説を確かめに青森・三内丸山遺跡へ。1700年続いた縄文都市、ヒスイと黒曜石が語る交易網、六本柱建物、そしてねぶた祭り。青森を「海の都」と見立てた File.02。
柳田国男『遠野物語』の聖地、岩手・遠野へ。博物館の呪術展示を「祈りのテクノロジー」と見立て、早池峰神社の瀬織津姫、丹内山神社の磐座、民宿で聞いた座敷わらし、遠野醸造のホップまで。旅人の勝手な見立てで町を読む連載 File.01。