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近所の人に愛される街のおそば屋さん。日本酒と天ぷらでちょい飲み、鴨せいろで〆てみた。@手打ちそば 濱の(幡ヶ谷)

先週の木曜日だったかな、仕事の雑談でなぜか鴨せいろの話題に。夕方くらいだったので、その後夜に無性におそばが食べたくなり、最寄り駅の幡ヶ谷から家に帰る途中にあるおそば屋さんの「濱の」に立ち寄ってみることに。

実はこの店に入るのは初めて。おそばの場合は初台のかわしまにいっちゃうんですよね。ちょっとドキドキしながら、カウンターに着席。テーブル席ではすでに酔っぱらったおじさまたちが盛り上がっていたり、カウンターには老夫婦とお客さんの平均年齢は高め。

店員さんが「お飲物は?」と聞かれたので、鴨せいろの前に日本酒を頂くことに。カウンターにずらりと日本酒が並んでいて結構スタンダードな品揃え。その中から「加賀鳶 630円」をチョイスしてみました。

カウンター席には日本酒がずらり@濱の

こちらのお店はお酒を頼むと自動的にお通し(210円)が出てくるみたいです。加賀鳶はグラスになみなみに注いでいただき、結構いい感じ。これで630円は安いかも。ちなみにお通しのホタルイカとわけぎのぬたが案外おいしい。酒飲みの気持ちが分かっているお通しですね。

お通しと加賀鳶@濱の

もう少しつまみたかったので、天ぷらも注文。単品でいろいろあるのですが、やっぱり天ぷらといったら海老。2本で530円と書いてあったので海老だけかとおもいきや、でてきたお皿にはゴーヤと大葉もついてきました。これもコスパがよい。天ぷらはシンプルにお塩をつけていただくようです。お味はどちらかというと家庭の天ぷらという仕上がりなのですが、やはり揚げたてということもあり素朴に美味しい。ここは街のおそば屋さん、このくらいが親近感があってよいと思います。

エビ天の盛り合わせ@濱の

お酒がなくなったので、最後の〆に本日のメイン「鴨せいろ 1050円」を。出てきた鴨せいろはおそばのせいろはちいさめ、そのかわり鴨汁がはいったお椀が大きく、つゆもたっぷり。そして鴨汁には鴨の他にネギと茄子が入っていました。他ではちょっとみないタイプだなあと思いつつ、おそばをくぐらせていただく。上品というかさっぱりした味で、ソバもコシが控えめでとっても食べやすい。手打ちそばと聞くと、どうしてもコシが強めのおそばを想像しますが、こちらはコシというよりすごく食べやすさを考えているような仕上がりなんですよね。これはこれで美味しいと思います。

鴨せいろ@濱の

そして最後にはそば湯も提供してもらいました。やっぱりそば湯はほっとします。

そば湯@濱の

口コミでソバのコシが足りない等のレビューがありましたが、近所のご年配の方や幡ヶ谷斎場からの帰りに立ち寄られる方が多い感じなので、コシより食べやすさのニーズが高いのかもしれないなあ。

と勝手に想像しながら、お会計を済ますと2410円なり。気軽に飲んで帰るにはすごくコスパもいい。そしてなんといっても最後におそばがいただけるのが、そば屋のみの醍醐味ですね。またおそばを食べたくなった夜にふらりと立ち寄らせてもらおう。

お店の入り口@濱の

 

手打ちそば 濱の
夜総合点★★★☆☆3.4

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