フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
年初めに友人とともに訪問。久しくレビューは書いていませんでしたが、ちょこちょことはお伺いしています。ナチュールワインのセンスの良さ、お料理の繊細さとこちらは安心感があり、いいお店なのですよね。
乾杯ワインは「パトリック・サリヴァン・ジャンピン ジュース ロゼ」。
このワインがかなりドンピシャで好み!ベリー系のかわいい香りですが、飲み口は辛口で旨みがギュッと系。いつまでも飲んでいたいそんなタイプ。
「北海道石ガレイのカルパッチョとフルーツのサラダ レモンコンフィ」。
お魚とフルーツ、そして野菜の組み合わせが、軽やかで穏やか。ナチュールワインにとても合うサラダ。
「ポワロー葱のキッシュ 」。
久しぶりにこちらのキッシュを。丁寧な作りに具材たっぷりでシンプルにおいしいと感じられます。
「フィリップ・ボールナール コート・デ・ジュラ シャルドネ」
ソムリエさんに次はこれがいいんじゃない?とオススメされてこちらに。フルーツの凝縮感、蜜のニュアンス、ナチュールの旨味たっぷりで、ミネラル感もあり。これもいいワイン。
「30種の季節の温野菜」。
こちらの定番スペシャリテ。いつも頼むのですが、美しく華やか、そしてお野菜も優しく美味しい。こんなに手間がかかっているのにお値段がお手ごろすぎていつも心配になります。
「秋田しいたけの蒸し焼き 生ハムのファルシ」。
きのこ好きにはたまらないお料理。ひき肉と生ハムの旨味を椎茸が吸ってくれて、旨味の相乗効果です。ワインのアテにぴったり!
そして常連の紳士の方からいただいた一杯。「シャンボール・ミュジニー2008」。
ブルゴーニュのピノですね。滑らかなシルクのような飲み心地で、まさにブルゴーニュの貴婦人。おすそ分け有難うございます。
「岐阜鹿もも肉のロースト」。
ソースはビーツとお出汁の2種類。見事な火入れで、お肉は柔らかくジューシ、そして旨味がぎゅっと詰まっています。
2種類のソースでお肉を味わえるのも楽しい。これは絶対食べていただきたい一皿です。
結構久しぶりにお伺いしましたが、やっぱり居心地がよくいいお店。グラスで飲めるツボを抑えたワインも多いので、やっぱりここはいいなあ。今年はもう少し通いたいと思います。