フードメディアディレクターの福田美佐子です。
アメリカンチェリーの時期になると、こちらのチェリー色に染まる妖艶な「アメリカンチェリーの冷製カッペリーニ」が恋しくなります。去年、私がメシコレにご紹介したのをきっかけに(記事はこちら)、いろいろなメディアに取り上げられたとのことで、こういう素敵なお料理がみなさんに広く知ってもらえるきっかけになってよかったなあと思っています。
ところでいつものように仕事の帰りにひとりでふらりと立ち寄り。今年からかき氷もスタートし、夜もかき氷目当てのお客さんが増えたとのこと。お店も繁盛しているようでなにより。まずはスプマンテをいただきつつ、カッペリーニの他にもう一品お料理をチョイス。
まずは「牡蠣ソテーと白いんげん豆の煮込み」。ふんわりとソテーされた牡蠣にいんげん豆を煮込んだ優しいスープがほっくりくる一品。こちらの料理は1人でもちょうどよい量に、しっかりとしたイタリア郷土料理がいただけるので、本当に使い勝手がよく大好き。
そして本日のお目当ての「アメリカンチェリーの冷製カッペリーニ 1000円」。注文を受けてからチェリーを一つ一つつぶしてソースをつくり、カッペリーニに浸透させることで、この濃厚なピンク色にパスタが染まるのです。お味のほうはチェリーの甘酸っぱさと香りが口の中で広がり、生ハムとのコンビネーションで味をしめてくれます。スプマンテとの相性が本当に抜群。
去年はもう少し酸味が強かったのですが、今年は味が洗練されよりチェリーの果実味を感じる仕上がりになっています。シェフいわく、チェリーによって多少味が左右されるとのことですが、チェリーが熟した6〜7月がもっと美味しくなるかもしれませんね。
こちらのメニューは9月上旬までの期間限定。かき氷にもチェリー味があるようなので、セットでいただくと面白いかもしれません。去年よりバーションアップした「アメリカンチェリーの冷製カッペリーニ」、気になる方は是非お試しあれ!