以前から行きたいと思っていた代々木上原のビッツアの有名店、エンボカ 東京。なんとなく人数多めの方がいいよね、ということで女子5人が集まりました。ちなみに狙った訳ではありませんが、集まったメンバーはすべて酒豪女子w。ということで週末の女子会のスタートです。
お店の場所はとってもわかりにくいので、代々木上原で一度待ち合わせをしてから私がみなさんをお店まで案内することに。私も最初はアパレルのオフィスかと思ったくらい、一軒家の外観には緑のツタが絡まっていてぱっと見飲食店には見えないんですよね。
ということで無事お店にたどり着き、予約席へ着席。店内の雰囲気はセンスのよいインテリアと小物たちでとてもいい感じ。それにしても女子率高し!
メニューをみるとまずはビールの品揃えに驚きます。特にベルギービールが充実しているとは、、こんなことならもっと早くくればよかった。他にもワインなどもあり、酒豪女子たちにはぴったりのお店かも。乾杯はスペインのシャンパンビールの「イネディット」。こちらはスペインの有名シェフが「セレブを迎えるワインはあるが、ビールがない」というコンセプトで作った高級ビール。シャンパングラスに入ったそのビールは、フルーティな香りと泡の感じがまさに優しめのシャンパンみたい。これはなかなか素敵な食前酒。
お野菜のメニューがいろいろとあって迷うところですが、まずは「シーザーサラダ」から。ガラスのお皿にふわっと盛りつけられたサラダは見た目から美味しそう。とり分けて一口いただくと、シンプルな外観とは違い濃厚なチーズの味わいが新鮮な野菜たちを引き立てくれて、すごく美味しい。野菜を売りにしているだけあって、さすがクオリティが高いですね。
続いて「燻製の盛り合わせ」。帆立や白身魚、ハムやレバー、チーズやカシューナッツ、ごぼうやヤングコーン、きゅうりなどなどあらゆる食材が軽めにスモークされています。どれも小分けでちょっとづつつまめるので、お酒のお供にぴったり。個人的に好みだったのが、カシューナッツのスモーク。ほんのりと味に深みがでていい感じです。もちろん他の食材たちも薫製されることで熟成されたような味の深みがでています。
お酒にあうお料理たちに合わせて、とりあえずワインにシフト。フランスロワールの白「レ・シャリエ(L’ ECHALIER)」。シュナンブラン100%の辛口ビオワイン。次の温野菜に合わせてのチョイスです。
そして出てきたのが「温野菜の盛り合わせ」。なんといったらいいのか、圧巻の品数と盛りつけ。お野菜を盛りつけているのは箱のような舞台に、食べやすいサイズにカットされた温野菜が所狭しと盛りつけられています。その種類は20種類以上あるのではないでしょうか。目でも楽しめるのはもちろんのこと、旬の野菜の美味しさをシンプルに感じることができる秀逸な一品!大人数であれば是非オーダーしてみる価値があると思います。
ワインとお野菜でいい感じでお腹が満たされつつあるのですが、最後はやはりピッツア。奥をよく見るとピッツアを焼く窯があるんですね。まず最初に出てきたのが「マルゲリータ」。トマトソースとモッツァレラ、そしてバジルのシンプルな組み合わせなのですが、素材の良さが一番わかるピッツアかも。モチモチの生地にトマトソースの味がなんとも美味しい。
2つ目のピッツアは季節限定の「こしあぶらのピッツア」。こしあぶらって、なんだろう?と思い、調べると山菜の一種とのこと。5月が旬でちょっとアクの強さを持っているようです。そのこしあぶらにモッツァレラチースと抹茶のソースがかかっており、見た目はちょっと地味ですが、一口いただくと何とも旨い!こしあぶらは苦みと旨味が混在しており、その強い味にチーズが想像以上にマッチしています。もうこれは大人のピッツアというところでしょうか。もう一度いいますが、旨い!です。
そして最後はデザートピッツアの「いちじく」。イチジクをのせて焼き上げているだけのシンプルな仕上がり。イチジクは焼き菓子とジャムの間くらいのミディアムな感じに焼き上げられており、自然な甘さが確かにデザートとなりうるピッツア。こちらも結構好きかも。
この日のお会計はというとお野菜中心のお料理にピッツア3枚、そしてワイン3本を空けて、一人6500円でした。女子5人でたっぷり食べて飲んでの金額としては、なかなかお手頃かも。やはりこちらのお店は大人数でくるのがよいのかもしれません。
やっぱりこちらは噂通りのいいお店ですね。今回はビールはあまりいただかなかったのですが、次回はベルギービールを中心にいただく会を開いてもいいかも。素敵な女子たちと素敵なお料理に囲まれて、心躍る素敵な金曜日のディナーとなりました。
夜総合点★★★★☆ 4.0