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【藤沢】瓦斯灯(がすとう)@さいか屋8階で愛され続ける昭和純喫茶。食品サンプルに誘われて

フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
2025年8月訪問。

所用で藤沢に出かけた際に、猛暑に参ってしまい、思わず立ち寄ったさいか屋藤沢店。
ランチをしようと8階のレストランフロアに上がると、
一軒の純喫茶が目に飛び込んできました。

「コーヒーハウス 瓦斯灯」。
お店の入り口には昭和の香り漂う懐かしい食品サンプルがずらりと並び、
その光景と店名だけで、一気にノスタルジーがよみがえってきます。
なんだか懐かしい気持ちになり、ふらっと入ってみることにしました。

昭和のままのメニュー構成に心が躍る

店内に入ると、まず驚いたのがメニューの内容。
パフェ、クリームソーダ、プリンアラモード、ピザトースト、ミルクセーキ…
まさに昔憧れた喫茶店メニューがずらりと並んでいます。

時代に流されることなく、
昭和のままのメニュー構成を守り続けているこの姿勢に、
まずは感動してしまいました。

ランチはハンバーグや、パスタやピラフの日替わりランチセットがあります。
この日パスタはナポリタンだったので、迷わずパスタセット1,080円を注文。
ランチタイムが16時まで続くのも、デパート内の喫茶店らしい配慮ですね。

懐かしい味に包まれる安心感

サラダはキャベツにコーン、わかめが入ったシンプルな構成に、サウザンドレッシング。
ドリンクはアイスティーをお願いしました。
このタイミングで定番の粉チーズとタバスコもテーブルの上に。

そしてすぐにメインのナポリタンが運ばれてきました。

ケチャップの程よい酸味に、たっぷりと粉チーズをかけます。
ソーセージとピーマンが味に変化をつけてくれる、
まさに「純喫茶のナポリタン」といった一皿です。

小学生や中学生の頃にタイムスリップしたような、懐かしい郷愁を誘う味わい。
店内の雰囲気と相まって、なんだか心がほっこりと温かくなります。

フルーツパフェで昭和浪漫に浸る

実は後日、もう一度足を運んでしまいました。
今度はフルーツパフェ820円をオーダー。

バナナに缶詰のフルーツ、てっぺんに乗った定番のさくらんぼ。
バニラアイスとちょっとチープな生クリームの組み合わせが、これまた懐かしい味わいです。

昭和のパフェといえば、まさにこのスタイル。
現代の洗練されたパフェとは一線を画す、素朴で親しみやすい一品でした。

変わらぬ魅力を守り続ける空間

さいか屋藤沢店は1978年の移転と同時にオープンしたという「瓦斯灯」。
長い歴史を感じさせる店内には、白を基調としたテーブルとおしゃれなガラスの照明が配置され、
ゆったりとした音楽が流れています。

平日の午後には買い物帰りのご婦人方がパフェを楽しみながらおしゃべりに花を咲かせ、
ビジネスマンがコーヒーで一息ついている光景も。
若いカップルの姿もあり、世代を超えて愛されていることがよく分かります。

まとめ

変わらぬ昭和の味わいと温かい雰囲気に、心がほっと安らぐ「瓦斯灯」。
純喫茶文化を今に伝える貴重な空間として、
これからも多くの人に愛され続けていただきたいお店です。

色々と試してみたいメニューがまだまだあるので、また必ずお伺いします!

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■お店情報

コーヒーハウス 瓦斯灯(がすとう)

  • 住所:神奈川県藤沢市藤沢555 さいか屋藤沢店8階
  • 営業時間:10:30~21:00(L.O.19:30)
  • 定休日:不定休

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