フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
渋谷の南平台にあるBakery&Bistroのセブンクローバーさんとフランスワインを得意とするグラマーインターナショナルワインのコラボ企画で春のフランスワイン会が開催されました。
イベント概要はこちら。
https://www.facebook.com/events/2008195652626398/
最初に佐々木社長の挨拶から。経営母体は香りを専門としている会社で、このセブンクローバーをオープンするきっかけや、店名の由来や香りについてお話いただきました。
ちなみにセブンクローバーをオープンするきっかけとなったのが、香りに関するアンケート。あなたの一番好きな香りは?という質問に一番はなんと「焼きたてのパンの香り」とのこと。香りで幸せにしたいという想いからまずはベーカリーがスタートし、そのあとにビストロもオープンとなりました。
そんなお話をお聞きしながら、まずは乾杯を。
泡と思いきや、ちょうど桜が咲く季節ということで、ロゼワインで。
「Domaine Montrose ドメーヌ・モンローズ ロゼ 1701」
淡いロゼ色に透明感のある煌き。ベリー系、白イチジクの香りと、バランスのとれた酸味とミネラルが魅力的な美人系ロゼ。ボトルも特徴的でコルクではなく、ガラス!ドメーヌ・モンローズのロゼワインの最高峰を造りたいという想いからリリースされたもの。乾杯にもピッタリです。
今回のお料理はセブンクローバーのシェフである池田亮太氏。新時代の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティション<RED U-35>の入賞経験を持ち、フレンチの中に和の要素を取り入れ、素材を生かした新しい感覚のお料理が楽しめます。
今回はアミューズ~デザート5品とマリアージュワインが6種類もついて初回限定の8000円とかなりお得。早速ワイン会のスタートです。
アミューズ「新玉ねぎと海の幸」
玉ねぎの甘みと滑らかな口当たり、そこにいくらなどの海の幸とハーブなどの組み合わせ。
「Champagne MERVEILLE シャンパーニュ・メルヴェイユ」
シャルル=エミール・エルナー/シャンパーニュ
シャルドネ75% ピノ・ノワール25%
辛口のシャンパーニュ。繊細なブリオッシュ香に調和のとれたハーモニー、爽やかさとともにじっくりと長い余韻も楽しめるため、前菜の魚介などにピッタリ。
オードブル「ホワイトアスパラガスと温泉玉子とパルミジャーノ」
旬のホワイトアスパラガス、ホタルイカ、桜えびにパルミジャーノの旨味、そこに温泉卵のまろやかなコクが加わります。
「CADRAN Blanc カドラン・ブラン」
シャトー・モネスティエ・ラ・トゥール/ベルジュラック
ソーヴィニヨン 60% セミヨン 35% ミュスカデル 5%
『ショパール』のCEOが所有するワイナリーでフランスのビオディナミ農法により製造された爽やかな口当たりの辛口ワイン。豊かなアロマが心地よく、スルスルと体に染み込んでいく感じ。
魚料理「鮮魚のポワレと焦がしキャベツ」
焦がしたちぢみキャベツの下には、ポワレした白身魚にこっくりとしたクリームソース。キャベツの苦味が大人味を引き出しています。
ワインはアミューズとオードブルで合わせたワインをリピート。別の料理と合わせると違ったワインの一面が見えてきます。
「CADRAN Blanc カドラン・ブラン」
シャトー・モネスティエ・ラ・トゥール/ベルジュラック
ソーヴィニヨン 60% セミヨン 35% ミュスカデル 5%
「Domaine Montrose ドメーヌ・モンローズ ロゼ 1701」
ドメーヌ・モンローズ/ラングドック
グルナッシュ・ノワール 60% グルナッシュ・ブラン15% ルーサンヌ 15% シラー 10%
ワインの説明はヴィノテークのライターでもある、ワインエキスパートの伴良美氏。それぞれのワインについて、畑や葡萄の話、生産者の想いなどをわかりやすく説明してくれました。
肉料理「鴨のコンフィとバルサミコソース」
表面をこんがりとコンフィされ旨味を閉じ込めた鴨。ホロホロのお肉にバルサミコの酸味と甘みでしっかり味わえます。ここでのマリアージュのワインは2種、どちらがお好きか皆さんで飲み比べをしていただきました。
「Château Monestier La Tour 2014 シャトー・モネスティエ・ラ・トゥール 2014」
シャトー・モネスティエ・ラ・トゥール/ベルジュラック
メルロー 60% カベルネ・フラン 40%
白のカドラン・ブラン同様に『ショパール』のCEOが所有するワイナリー。赤い果実、複雑な香りのなかに、滑らかな質感のタンニンととても上品な飲み心地です。
「Château Laujac Cru Bourgeois 2012 シャトー・ロージャック・クリュ・ブルジョワ 2012」
シャトー・ロージャック/ボルドー
カベルネ・ソーヴィニヨン61% メルロー32% プチ・ヴェルド7%
こちらはボルドーワインで、クリュ・ブルジョワに認定されたシャトー。かつて、明治時代に日本にも上陸したことのある伝説のワインとのこと。しっかりとした骨格の中に黒い果実の香りとボルドーらしさも感じられます。
デザート「高知文旦と牛乳アイス」
爽やかな柑橘の文旦は酸味も甘味も控えめで、サラリとタルトと同調してなじんでいます。タルトなのにかなり軽やか。そしてこちらも爽やかな牛乳をさっぱりとしたアイスに。すっきりとしたデザートです。
「SAUSSIGNAC ソーシニヤック」
シャトー・モネスティエ・ラ・トゥール/ベルジュラック
セミヨン 60% ミュスカデル 40%
華やかなアロマに芳醇で複雑な味わい。酸がきれいなので甘たるくなく、すっきりとなじむ感じ。さっぱりとしたデザートにも非常によく合います。
食後はセブンクローバーさんの自慢のコーヒーで。CQI認定のQグレーダーが選んだ生豆100%使用をネルドリップで丁寧にいれてくれます。上質なコーヒーで最後はしめくくりました。
今回参加された皆様は美味しい食事とワインで、会話も盛り上がり仲良くなっちゃうのがワイン会のいいところ。お店の空間も素敵で、店員さんの気づかいやサーブも居心地よく、いつまでもゆっくりしたい気持ちになりました。
今回いただいたワインですが「グラマーインターナショナルワイン」さんのサイトから全て購入できます。
ロゼワイン
Domaine Montrose ドメーヌ・モンローズ ロゼ 1701
シャンパン
Champagne MERVEILLE シャンパーニュ・メルヴェイユ
白ワイン
CADRAN Blanc カドラン・ブラン
赤ワイン
Château Monestier La Tour 2014 シャトー・モネスティエ・ラ・トゥール 2014
Château Laujac Cru Bourgeois 2012 シャトー・ロージャック・クリュ・ブルジョワ 2012
デザートワイン
SAUSSIGNAC ソーシニヤック
もちろん「セブンクローバー」さんでも今回のワインをお料理と共に楽しめますので、お店にも是非足を運んでくださいね。今後もワイン会などを企画されるそうなので、気になる方はFBやインスタグラムをフォローされることをオススメします。
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