フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
都内に10店舗展開するバーグループが毎月開催する「移動型ワイン会 Wine Lovers Salon」。今回のテーマはなんと「シュッド・ウエストワイン」。場所は27周年を迎える下北沢の老舗バー「フェアグラウンド」。中村悌二氏がプロデュースした伝説のお店なんですよね。シックなカウンターと居心地のいい空間は、オトナが楽しめるバーの雰囲気です。
「Wine Lovers Salon」にていつもワインを分かりやすく説明してくれるのが、ソムリエの阿南氏。いつもびしっと決めて、会を仕切ってくださいます。
今回いただくワインは10種類。白が4種類、赤が6種類となります。まずは白ワインたちを写真の順番にご紹介。
・シャトーレスティニャック レブリュム(ビオ)
→セミヨン80%、ユニ・ブラン20%
オレンジかかった色味に、ほんのり甘くそして何ともいえない美味ワイン。
・ドメーヌ レ オー ドボナギル ソーヴィニヨンブラン(ビオ)
→ソーヴィニヨン・ブラン
女性醸造家がつくるビオワイン
・アランブリュモン シャトーモンテュス ブラン2010
→プティ・クルビュ80%、プティ・マンサン20%
好みの白。リッチなバニラ、バター、マッシュルームや香ばしいトーストのアロマがたまりませんでした!
・アランブリュモン ガスコーニュブラン2014
→グロ・マンサン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%
赤も写真に写っている順番に。
・アランブリュモン シャトーブスカッセ2009
→タナ65%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネフラン10%
トムクルーズが自家用ジェットで買いにくるという有名なワイン!
・シャトーレスティニャック カリピージュ(ビオ)
→カベルネフラン 軽やかでありつつも、ビオ独特な匂いや味わい。
・シャトー ラマルティーヌ カオール キュヴェ パルティキュリエール
→マルベック90%、タナ10%
ジビエと合わせて頂きたいカオール。今回はカスレを合わせて。
・アランブリュモン シャトーモンテュスルージュ2010
→タナ80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%
赤も白もシャトーモンテュスは絶品!フレンチと合わせてしっかりマリアージュしたいワインです。
・ドメーヌ レ オー ド ボナギル ガメイ(ビオ)
→ガメイ エレガントで程よい酸と果実味が素敵。
・ドメーヌ レ オー ド ボナギル メルロー アンヒュ(ビオ)
→メルロー 最初はちょっと固かったのですが、どんどん開いてまろやかなそしてエレガントなメルローに。
フードもワインに合わせてご用意いただきました。白のソーヴィニヨンブランにはベビーリーフとウド、グレープフルーツのサラダ、ムール貝、赤には砂肝のコンフィ、カスレ、和牛の煮込、ロックフォールなどシュッド・ウエストの郷土料理やチーズなどを組み合わせていただき、素敵なマリアージュでした。
セミナーといってもみんなでカジュアルに感想を述べつつ、質問があれば阿南さんに質問するスタイル。みなさん、リラックスされながら楽しんでおりました。
こちらのテーブルにはワイン会常連のみなさま。男性ばかりですね。
私自身もシュッド・ウエストのワインをここまで飲み比べる機会がないので、とても勉強になりました。アランブリュモンの王道ワインもあれば、ビオで注目されているワインもあって、シュッドウエストワインの可能性を感じる貴重な会となりました。
会を企画してくださった阿南さんをはじめフェアグランドの皆様、ありがとうございました!
最後にシュッド・ウエストワインについてもっと知りたい方は、Facebookページを是非のぞいてみてくださいね!