フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
年末年始はゆったりとしすぎて、ぼんやりしていたら友人から焼肉のお誘いが。友人いわく、松陰神社前にある地元の人が通う煙モクモクの庶民的なお店らしい。お肉はすべて和牛でとにかくコスパがいいとのことで、お正月早々お伺いしてきました。
店内はバーのような暗いライティングに、すでに他のお客さんが焼いているお肉の煙が充満しております。それにしても食欲のそそるにおい。とりあえず「生ビール400円」で乾杯。
お肉の前にいくつかつまむものを。「ナムル 480円」。５種類の盛り合わせでちょっとづつ、食べやすい量です。ちょっと甘めで好きな味です。
「白菜キムチ380円」。こちらも甘めですが、魚介系の旨味がしっかりきいており、ちょっと病みつきになる味。
お肉は友人おすすめたちを。「極上芯タン 1000円」と「極上ハラミ 1000円」。タンは薄切りもできるのですが、サイコロ切りの厚切りがおすすめとのこと。手前のハラミは形は不揃いですが、柔らかく甘みのある肉質にびっくり！
そして「カイノミ 800円」。こちらも豪快な乱切りですが、肉質はサイコーです。
先ほどのお肉たちを炭火に載せて豪快に焼きます。焼いているとモクモクとして視界がぼんやりしてきますが、BBQみたいで楽しい！こういうワイルドな焼肉屋さん、結構好きです。
友人が焼肉屋さんでは野菜を食べない！と子供のようなことをいっていたので、強制的にお野菜も。「野菜盛り合わせ 500円」。こちらはお肉とともに炭火で焼き上げます。
そして「色々野菜のムンチュ 580円」。お肉の合間に野菜をいれると消化にもいいんですよね。レタスやきゅうり、ネギなどのシンプルなお野菜たちにウマ味のドレッシング。こちらのお肉との相性がよく、ピッタっと味がはまります。
内蔵系は基本苦手なのですが「シビレ 500円」があったので思わず注文。胸腺はふんわり甘いので、内蔵系の中でも好みなんです。ピンク色のきれいなシビレは、新鮮な味わいでふわふわして美味しい。
そして最後に「サーロイン芯ロース1000円」。大ぶりの肉が2枚、甘い脂に柔らかい肉質、もういくらでもいただけそう。
写真を取り忘れましたが〆に「白メシ 200円」と「タマゴスープ 300円」もいただきました。スープは少し塩味がしっかりしているので、白ご飯をいれてクッパ風にするのもおすすめ。それにしても、常に視界が煙で曇っていてお世辞にもきれいとはいえないにもかかわらず、お客さんが立ち替わり入ってきます。その上みなさん部屋着なラフな格好ばかり。ご近所の方たちが気軽に来れるお店なんでしょうね。
この日は2人で食べて飲んで9000円ほどなので、１人4500円くらい。どれもクオリティの高い和牛なので、かなりお手頃かと思います。口コミもあまりなく、外からいらっしゃる方はあまりいないかもしれませんが、松陰神社前で美味しくお手頃な焼肉を頂きたいときにおすすめなお店です。