突然に鰻が食べたくなり、初台にある鰻の名店、赤垣にふらり立ち寄り。ラストオーダーぎりぎりの19:20に滑り込むと、運良く1席だけ空いており入ることができました。
電話予約をすればあまり待たずにいただけることは知っておりましたが、この後特に予定もないので、ここはまったり日本酒を飲みつつ待つことに。ということで「鶴齢680円」をまずはオーダー。おつまみに肝焼きと思ったのですが、この日は売り切れ。う〜ん、残念。
ここのうな重は鰻のボリュームによって、松1650円、竹2000円、梅2400円、特上3000円の4つのお値段。一番お安いものが売り切れとのことで「竹2000円を」オーダー。ここ数年の鰻の高騰にも関わらず、比較的お手頃価格で嬉しい限り。
そして待つこと30分、うな重がでてきました。ふたを開けると肉厚で食欲をそそる鰻のお姿にうっとりします。早速はしをいれて一口いただくと、脂ののった鰻はふっくらとそして炭火で香ばしく焼かれており、甘辛なタレがまた鰻を引き立てております。正統派のうな重はやっぱり美味しいなあ。
店内を見渡すとご年配のご夫婦や家族連れなど、老若男女が美味しそうに鰻をほおばっております。ああ、やっぱり鰻ってどんな年代でも美味しくいただける日本のソウルフードなんだなと改めて感じました。
最後のお客としてお会計を済ませて外にでると、昭和な佇まいの外観にちょっとノスタルジーな気分に。古き良き鰻の名店は佇まいも鰻の味も変わらずに、そこにあり続けてほしいそんなお店なのでした。