このごろ東急東横線界隈も食べ歩きエリアに拡張しておりまして、都立大学に新しくワインバルができたと聞き、友人と一緒にいってきました。
場所は駅から出て、東急ストア側に信号を渡り、路地を真っすぐいくとすぐに見つかりました。名前が「SAMURAI」って、なぜか男らしい感じですが、お店は白の外観でおしゃれなカフェ的な感じで女子向きといった感じでしょうか。
店内に入ると、1Fと2Fのフロアに分かれていて2Fの席に通していただきました。不思議なつくりだなあと思っていたら、もともと民家だったらしくそれでこういう造りになっているんですね。個人的にはこのほうがこじんまりしていて好きかな。とりあえず「ヒューガーデン生 780円」で乾杯です。
テーブルチャージ500円についてきた本日の小皿。スモークハムだと思うんですが、これがなかなか美味しい。
メニューをみていると、かなりお肉料理が充実。「朝挽き豚」というキーワードがちょっと気になるんですが、要するに新鮮なお肉を使ったお料理ということ。なのでお肉料理は期待できそうってことですね。
さっそく「朝挽豚カルパッチョ３点盛り合わせ 1,480円 」を注文。当日朝締めした豚レバー、豚タン、豚ハラミの盛合せで表面をちょっと炙ってタタキにしているらしい。ソースはニンニクアンチョビソース パルミジャーノチーズがけでいただきます。出てきたお肉はとっても美しく、ほぼレアのお肉は臭みもなくホント美味しい。ニンニクの効いたソースとの相性も抜群です！
お肉だけだとバランスが悪いのでお野菜も。「あいちゃん農園有機野菜のワイルドサラダ バーニャカウダ添え 780円」。お野菜は有機野菜を取り寄せているとのことで、しゃきっと元気な野菜たちが出てきました。目にも鮮やかで美味しくヘルシーにいただけます。
お店の方がすごくすすめてくれたので、頼んでみたのがこちら「自家製極粗挽き生ソーセージ一本焼 150g 980円」。新鮮な粗挽きのお肉をそのまま使ったソーセージ。普通のソーセージとは違い、ジューシーというよりは、ぼろぼろした肉感が肉の美味しさを引き出してなかなか美味い。なんとなくつなぎのないハンバーグ的な食感です。
予想どおりお肉料理がなかなか美味しく、これらの料理に合うのはやはりワイン！ということで「クラレンドル・ルージュ・バイ・シャトー・オーブリオン 880円」。エレガントな赤ワインと共にお肉料理たちを引き続き楽しみます。
温かいお料理から「とろとろ黒煮込みタンシチュー 580円」。かなり煮込まれたシチューは、見た目がもうシチューというよりタンの煮込み料理みたい。ビーフシチューよりあっさりとしていて見た目よりライトにいただけます。
そろそろお腹もいっぱいになったので、〆のパスタ。生パスタが５種類くらいあったのかな、結構悩んだあげく「ナポリ風 トマトとモッツァレラチーズ、バジルの生スパゲティーニ 1,180円」にしました。ワインバルなのに生パスタを使った本格的なパスタがいただけるのがちょっと嬉しい。お味はもちろん大満足です。
オープンして間もない割には、お客さんも入っていてこの辺りの方には注目されているような感じでした。駅近なので住んでいる方なら家に帰る前に、ふらりと立ち寄ってワインを楽しむというのもよいかもしれません。
ちなみにこの日のお会計は、２人でアラカルトでオーダして１人4000円くらいでした。メニューを見るとコース料理も充実していて、女性のグループだと飲み放題がついて3,480円というお得なコースもあるみたい。今度女子だけでくるときは、このコースを使ってみたいです。
新しくできた駅近のワインバルは、美味しいお肉料理とこじんまりした雰囲気が、疲れた会社帰りに立ち寄りたくなるなるようなそんなお店でした。