三軒茶屋のディープゾーン「三角地帯」に美味しいお肉がいただけるお店があるということで、行ってきました。駅からすぐなんですが新宿の思い出横町とか恵比寿の恵比寿横丁的な感じでそれぞれのお店も味があるお店がひしめきあっていて、ただ歩いているだけでも楽しい。昔の闇市の雰囲気を残しつつ、おしゃれなお店もあってどの店もなかなかよさそう。
そんなこんなで目的のお店に到着。昭和30年代ごろにタイムスリップしたような木造の建物はまさにオヤジの聖地のようで、外観から味のある雰囲気を醸し出しています。
店内も昭和食堂を彷彿させるようなつくりで、1Fはカウンター席のみ、2Fはお座敷のようです。ちなみにこの日は2Fに女性の団体さんの予約が入っていたようで、店の雰囲気には似合わない女性たちがどんどん入ってきました。オヤジの聖地と思いきや、意外にも女子率高し!という私たちも女子2人で訪問しているんですが、やはり安くて美味しい店は女子の間で自然と口コミになるんでしょうねw。
お肉といったらまずはビールで乾杯。お通しに牛スジの煮込みは甘辛い味付けで、お肉が柔らかくトロトロ。お通しといえど手抜きなし。この後のお肉もとっても好感がもてます。
店名にホルモンと入っているのですが、実はタンや赤身の和牛たちもおすすめとのこと。お店の人におすすめをきいて、タンの三種盛りと本日のおまかせ4種盛りをオーダー。まずでてきたのが、「舌賛三種盛り1280円」。タンロース、上タン、あごタンと名札付きで見た目も美しい。レモン汁をしぼってさっぱりいただくタン塩はそれぞれ違う食感や味を楽しめ、ホントに美味しい!この時点で少しテンションが上がってきました。
この次にでてきたのが「本日のおすすめ4種盛り 1580円」。この日はかいのみ、ゲタ、ともバラ、ささみと赤みと霜降りの希少部位が2種類づつでてきました。ささみ、かいのみは塩で、ともばら、ゲタにはタレが味付してありました。もう食べなくても見た目から美味しさが伝わってくるような美しいお肉たち。昭和な店内でこんなに素敵なお肉は出るとは、このギャップもたまりません。これは感想を書かなくても文句なしに美味しいお肉でした。
あまりにお肉が美味しいので、ここはビールよりワイン。ということでボトルの赤(2500円)をいれて、腰を据えて飲むことに。こうやってだんだんとディープな世界にははまっていくんでしょうねw。
お店の方がすすめてくれた「特選ハラミ1150円」。肉厚のハラミですが、焼いていただくとなんとも柔らかく、ジューシーなお肉。さきほどの霜降りに全く負けておりません。久々に美味しいハラミをいただいたような気がします。
お肉以外にも実は美味しくって、「自家製キムチ」がまたいいんですよ。390円でかなりたっぷり、辛さは控えめですが甘さと旨みのバランスが絶妙なのです。こちらのキムチはいくらでも食べれそう。
ヘルシーに「ごま塩たたききゅうり390円」も頼んでみました。サラダもいいんですが、やはり飲んでいるときはつまみやすいのがありがたいですね。注文を受けてからちゃんときゅうりをたたいてつくってくれているようで、シンプルな料理もあなどれません。
調子にのって「壷漬けシロコロホルモン690円」も注文してしまいました。ニンニクの醤油漬けのホルモンは形がそのままでかなりインパクトがあります。こちらを焼いてはつけダレにつけてを何度か繰り返して、はさみで食べやすい大きさに切っていただきます。じっくり焼いたシロコロホルモンはくせになりそう。
こういう雰囲気ってお酒とおしゃべりがとても進み、この日は結構調子にのって遅くまでおじゃましてしまいました。お会計は美味しいお肉をいただいて一人4000円強とはコスパもなかなかよかったです。
ディープな世界でこんなに素敵なお肉がいただけるとは思ってもみなかったので、これはクセになりました。今度また女子だけで集まる時に行きたいと思います。
関連ランキング:焼肉 | 三軒茶屋駅、西太子堂駅、若林駅