フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
近頃は地方に旅をすることも多いのですが、その土地の食文化はとてもおもしろいなあといつも感じています。
そんな中、偶然高知県の「こけら寿司」について聞く機会があり、少し調べてみたところ復活プロジェクトなるもの発見。
https://www.atpress.ne.jp/news/320608
【こけら寿司とは】
高知県名物「こけら寿司」は柚子酢を使った酢飯に焼鯖(サバ)のほぐし身を混ぜ込み、椎茸、人参、錦糸卵など沢山の具材を乗せて四角い木枠に柚子の酢飯と具材をどんどん何層にも重ねていく「押し寿司」で、3升の米に対して30kg以上の重しで押さえ「投げても壊れんくらい」に固く仕上げた程良く固い食感も味も最高の押し寿司です。
こけら寿司の作り方は、木型に寿司飯を詰め、具材を並べ、その上にしきり板を置いて押す。それを繰り返していきます。寿司飯や具材を重ねていく様子は「幸せや喜びを重ねていく」という意味があります。
そもそも高知県は「おきゃく」文化というのがあり、冠婚葬祭や神事などなんでも理由をつけて集まるのが好き。
その際に食べていたものが皿鉢料理(さわちりょうり)であり、こけら寿司だったようです。
前置きが長くなりましたが、そんなこけら寿司をお取り寄せしました。
「こけら寿司2人前 ¥1,600」
棒寿司が2本、きっちり密閉されて届きました。
見た目もカラフルで食べる前からワクワクしますね。
1人前2本と書いてありましたが、私は1本で十分。
食べやすいようにカットして、まずはそのままいただきます!
ぎゅっと圧縮されたご飯に柚子酢の酢飯には焼きサバが混ぜられており、その上に椎茸、人参、錦糸卵と色鮮やかな具材。
柑橘系のお酢が全体的に華やかで軽やかにしていますね。
女性はすごく好きな味だと思います。
そしてフライパンでこんがり焼いてからいただくのもオススメ。
全体的にご飯があたたかくなるのと、具材が少し香ばしくなり味変で楽しめるのがいいですね。
こうやって高知に行かなくても、郷土料理を気軽にいただけるのはありがたい。
近年は地方への移住者も増えて、昔とはちがったコミュニティも発生していると思います。
そんな方々が集まる場所で、もともとは宴会料理だったこの「こけら寿司」も
改めて地域の食文化を楽しみ、新しいつながりを強化するツールとしての役割も大きくなるんじゃないかなあと。
通販を拝見したところ、36人前サイズがありますね!(圧巻!)
これはちょっとしたホームパーティや、会社の懇親会、あとは年末年始などに取り寄せても面白そう。
華やかな見た目なので、いろいろ活躍の出番がふえそうな「こけら寿司」。
今後も応援させていただきますね!
■今回購入したもの
https://kokerazushi.base.shop/items/65343752
こけら寿司2人前 ¥1,600
こけら寿司のこけら屋総本店
所在地 : 高知県高知市尾立122-2
営業時間: 9:00~18:00
定休日 : 年中無休
URL :https://kokerazushi.com/
※購入方法は実店舗、オンライン両方対応されています。