フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
6/18〜6/25に開催される「オレゴンサイダーウイーク」のキックオフパーティに行ってきました。
このイベントはノースウエストサイダー協会が日本とオレゴン州で同時開催すクラフトサイダーのお祭りで、日本では北海道から沖縄まで、60以上ものレストラン、パブ、小売店がこの”オレゴンサイダーウイーク“に参加します。
それにしても「オレゴンサイダー」って、あまり聞き慣れないですよね?サイダーといっていますが、こちらはれっきとしたアルコール。アメリカではリンゴで作ったお酒のことを「サイダー」というそうです。日本ではヨーロッパから輸入されて「シードル」のほうが一般的かもしれません。
オレゴン州はワインやクラフトビールの生産地であり、醸造所が盛ん。リンゴの産地でもあることから、50から70もあるサイダーのブリュワリー(アメリカ全体で400)が、個性的なクラフトサイダーを作っているとのこと。
味わいの特徴は、数百種類とも言われるリンゴとオレゴンでとれるアプリコットなど豊富なフルーツをミックスして醸造すること。これは、ヨーロッパではなかなか見られない造り方で様々な個性があふれるクラフトサイダーになります。
アルコール度は5〜8パーセントでグルテンフリー。ビールが苦手な方も暑い夏に飲みたくなるスッキリとした味わいなんですよ。
そんな説明をお聞きした後、現地の生産者さんを交えての試飲会が始まりました。こちらは「2 Town Ciderhouse」のNelsさん。辛口でスッキリとお料理に合うサイダーでした。
「2 Town Ciderhouse」はBrightCiderとOutCiderの2種。
その横は「Reverend Nats’ Hard Cider」と「Apple Outlaw」。どちらも食中酒としてお料理に合わせやすいタイプです。
こちらはリンゴのロゴがかわいい「Portland Cider」。4種類の味わいが楽しめます。
こちらは見た目のインパクトが強い「Atlas Cider Company」。ブラックベリーやアプリコットなどをミックスして個性的な味わいになっています。
こちらはオレゴンサイダーウィーク限定品。左から「WildCraft Cider Works Wild Rose」、「Wandering Aengus Ciderworks Bloom」、「Carlton Ciderworks Imperial Pear Hard Cider」。特に真ん中のサイダーはリンゴの優しい味わいが好みでした!
「Portland Cider」とサイダーで煮込んだお肉のマリアージュ。ビールより炭酸も優しく、穏やかな味わいのオレゴンサイダーはいろいろなお料理に合いそうですね。
日本でのイベント開催期間は 6/18〜6/25 まで。詳細はFecebookページをご覧ください。
Oregon Cider Week [オレゴンサイダーウィーク]Facebookページ
イベント中の全国のオレゴンサイダーがいただけるお店などが紹介されております。
なおオレゴン州のサイダーウイークの催しに関しては、
www.nwcider.com/oregon-cider-week-events をご覧ください。
キックオフイベントの会場になった「ナヴァー」さんでもオレゴンサイダーをいただけますよ。気になる方は是非お試しください!