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博多第3の鍋?!牛テールスープでいただく「博多炊き肉鍋」は夏でもさっぱりと美味しくいただけます!@金蔦 六本木(KINTSUTA)

フードメディアディレクターの福田美佐子です。

フランス出張から帰ってきてから和食や麺類ばかりいただいているのですが、この日は博多の人気店のお鍋が六本木でいただけるときき、お伺いしてきました。場所はミッドタウンからほど近く、大江戸線六本木駅の7番出口を出て、横断歩道を渡って3軒目くらいのビルの地下1F。駅から近くみんなで集まるときなどに、使い勝手がよさそう。

店内に入ると大人の隠れ家的な落ちついた雰囲気で、奥にはちょっとしたお庭のような緑も見えます。

店内@金蔦 六本木

まずは「エビス 生ビール 680円」で乾杯。ビールが美味しい季節になりましたね。

生ビール@金蔦 六本木

お料理はお店の方がオススメしてくれた「博多 炊き肉鍋コース (特選黒毛和牛〈九州〉×鹿児島黒豚) 5,900円(税抜)」に。内容は季節の食材をつかったおまかせで、季菜、生彩八寸、向付け、炊き肉鍋、御食事、甘味、矢部和紅茶の流れのようです。炊き肉鍋単品もありますが、コースのほうがお得のようです。

最初に出てきたのが口当たりのよい濃厚なムースのようなお豆腐に下にはお出汁のゼリーよせのようなものが。とにかく暑い日にぴったりのクールでさっぱりしたお料理。

季菜@金蔦 六本木

そして「生彩八寸」。どれをいただこうか迷っちゃうほど、かわいらしくバラエティに富んでいます。夏食材から少しずつ元気を分けてもらっている感じで、身体にすっとなじむお料理たち。上品で1つ1つ丁寧に作られているのも、とても好感が持てます。

生彩八寸@金蔦 六本木

お造りはマグロとハマチ。蓮の葉の上に盛りつけられており、とってもオシャレなみため。新鮮で程よく脂がのったお刺身たちを頂いていたら、日本酒がいただきたくなりました。

お造り@金蔦 六本木

ということで、この後は日本酒に。まずはスッキリと「庭のうぐいす 鶯辛 本醸造」を。辛口でスッキリと爽快な喉越しがお料理を選ばず、何にでも合いそう。この後にもう一種類「山の壽 純米吟醸」という日本酒も初めていただきました。洋梨やライチのようなかわいい香りに、クリアで品の甘みが心地よい。これはなかなかいいお酒ですね。

日本酒@金蔦 六本木

そしてやってきました、メインの「博多炊き肉鍋」。博多炊き肉鍋とは、もつ鍋、水炊きにつづく、第三の鍋として考案したオリジナル鍋とのこと。シルクハットを逆さにしたような鍋の縁にドーナツ状に野菜と肉が盛られており、中央にある牛テールスープでしゃぶしゃぶしていただきます。

炊き肉鍋@金蔦 六本木

お肉は牛肉と豚肉の2種類。どちらも脂の程よくのった上質なお肉で、たっぷりのお野菜と一緒にいただくので、とてもさっぱりしています。つけだれは2種類で塩ベースのテールスープとトマトベースのスープ。イメージとしてはサラダを頂いているようなそんな食べやすさ。そして味にアクセントをつけたいときは2種類の梅のお味噌が!唐辛子の入ったピリ辛味。これもまた味が変わって楽しい。

ウメ味噌@金蔦 六本木

〆には鍋に残ったスープに胡椒を追加し、そこにきしめんを入れていただきました。透明でコシのある麺はつるっと喉越しがよく、牛テールのスープとの相性抜群。スープがあっさりしているからこそ、麺までさっぱりといただけるんですね。

食後の甘味として出てきたのが「白あんとホワイトチョコレートの練りきり」。和洋折衷の組み合わせで、中になんと苺ソースまで!滑らかな舌触りに、甘みとチョコのコク、そして苺の酸味が合い絡まって、なんとも美味!素敵な萩焼のカップに入った、矢部和紅茶もまたさっぱりしていていいかも。

デザート&お茶@金蔦 六本木

今回は2人でお伺いしたのですが、個室もあるようなので大人数の宴会もよさそうですし、何と言ってもお鍋は人数が多い方が美味しく感じますよね。夏の鍋ときくとどうかなと思われるかもしれませんが、店内はしっかり冷房もきいていますし、意外とさっぱりといただけるので結構おすすめ。ちなみにこの日のお会計はお酒控えめで一人8500円でした。

シェフとお茶の釜@金蔦 六本木

帰りに気づいたのですが、入り口にお茶用の釜がありました。(奥にちらりと写っているのはシェフですw)見えないところに色々こだわっているのを感じました。とにかく、気軽に落ちついて食事をしたい大人の食事会にぴったりなお店ですね。

金蔦 六本木

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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