連休前半、友人と一緒にオープンしたばかりのオイスターバーに。いつもはあまり行かないエリアですが、ちょっと気になっていたので思い切っていってみることに。王子駅をおりて歩いて5分くらいでしょうか、飲食店が並ぶ通りにそのお店はありました。
お店はとても狭いのですが、とってもカジュアルな雰囲気。1Fはオープンキッチンとテーブル席が2席ほど、若いイケメンのお兄さんたちにフレンドリーにお出迎えしていただきました。予約席は2Fとのことで、階段を上がるとフランスのカフェ風のかわいい雰囲気でなかなかおしゃれな空間。ゆったりとできそうです。
とりあえず最初はスパークリングワイン「シャンドン ブリュット 620円」で乾杯!
まず最初に店員さんにおすすめいただいた「トマトのサラダ 500円」と「雲丹プリン 800円」を頼んでみました。
トマトサラダですが、ワイングラスにシロップでつけ込んだトマトというより甘くてフルーツ感覚でいただけます。サラダというよりフルーツポンチのようで、スパークリングワインに合うんです。
雲丹プリンですが、こちらは雲丹の殻の中に雲丹のムースと生の雲丹。口当たりまろやかで雲丹の旨味たっぷりでなかなか美味しい。オシャレな前菜という感じでさすがおすすめの一品です。
そして早速、お目当てのオイスター「生牡蠣 6piece PLATE 『春香』入り 2680円」。「三重県 的矢湾産」、「長崎県 五島列島産」、「島根県 隠岐の岩牡蠣『春香』」の3種類。
この生牡蠣を食べる前に店員さんから新しいおしぼりと電解水で手を消毒してもらいました。小さなオイスターバーなのですが、ここまでしてくれることにちょっと感動。安心してオイスターをいただけるお店なんだなあと感じました。
そうそう、肝心のお味ですが、的矢湾産は小さいながら濃厚な味がする牡蠣。中サイズの五島列島産はすごくさっぱりしつつ一番食べやすい。そして3年養殖で時間をかけて大きく育った岩牡蠣『春香』は、食べ応え十分な上味も濃厚。これは一番好きかも。
そして生牡蠣にはやはり「シャブリ 680円」。辛口のシャブリは本当に牡蠣に合いますよね。
とにかくこちらのお店はオイスター以外にも魚介系のちょいちょいつまめるお料理が充実。なのでおつまみ料理も頼んでみることに。「せいだのたまじ 400円」。店員さんにお伺いすると、山梨県産の小粒のジャガイモとのこと。これを甘辛く煮込んだイカと一緒に煮込んだお料理でちょっとほっくりします。
つづいて「海老のブータンブラン 560円」。ソーセージの中はムースみたいにふっくらしていて、海老の旨味とクリームのまったりさでなかなか濃厚。これも白ワインにすごく合う!
海老が続きますが「酔っ払い海老の紹興酒蒸し 1000円」。その名の通り、紹興酒で海老を蒸しています。付け合わせにパクチー、そしてポン酢がついていて、ちょっとエスニック風な仕上がり。紹興酒の香りが海老にしみ込んで、また違った形で海老を楽しめる一品です。
なんだかこの日はワインと会話で盛り上がり、気づいたら程よくお腹が一杯に。〆メニューで店員さんおすすめの茶碗蒸しとご飯を注文することに。
「バブルな茶碗蒸し 600円」。名前からだとよくイメージができなかったのですが、ふたを開けると金ぱくとキャビアがのっていて見た目ゴージャスw。具材はキノコが入っていたのですが、細かくは思い出せず。思ったより柔らかめの茶碗蒸しでスープ感覚で頂けます。
最後は「牡蠣と茸の炊き込みご飯 950円」。お鍋で炊いたご飯は牡蠣と舞茸の旨味たっぷり。ボリュームも飲んだ後にちょうど良く、これは〆のご飯にぴったり。
この日は白ワインをたっぷり頂いて1人6000円くらい。オイスターを食べにきたのですが、オイスター以外もちょっとしたおつまみが充実していて、飲み中心の私には嬉しい限り。店員さんもイケメンでしたし、気配りもとてもよいので、女性1人でもふらりと入れるかんじです。個人的には好きなタイプのお店。近所にあったらちょくちょく通っちゃうのにな。
そんなことを思いつつ、休日の夜は過ぎていくのでした。ごちそうさまでした!
夜総合点★★★☆☆ 3.5