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【調味料】江戸の調味料「煎酒(いりざけ)」がとっても手軽に使えて絶品だった件。

先日、友人の誕生会のお土産でいただいた「煎酒(いりざけ)」という調味料。あまり自宅で料理を作らないのでなかなかあけるタイミングを逃していたのですが、お家ご飯をする際にちょっと思い出して使ってみることにしました。

ところで「煎酒(いりざけ)」ってどんなものか知らなかったので、ちょっと調べてみる。

煎り酒(いりざけ)とは、江戸時代に用いられていた日本の古い調味料で、日本酒に梅干を入れて煮詰めたもの。

室町時代末期に考案されたといわれており、江戸時代中期までは垂味噌と伴に広く用いられた液体調味料である。江戸時代中期から醤油が普及するにしたがい次第に利用されなくなり、現在では一般に利用される事はほとんど無い。醤油のような強い個性を持たず素材の風味を生かすので、白身魚や貝類の刺身に相性がよい。一時は完全に忘れ去られた調味料であるが、近年再評価されつつあり高級料亭などで刺身のつけだれとして利用される事が増えてきている。
Wikipediaより

なるほど、日本酒をベースにしたもで、以前は醤油の代わりとして使われていたものですか。

いただいたものは銀座三河屋さんの「煎酒(いりざけ)」で、サイトをみると「日本酒に梅干しと花がつおをいれ、ことことと煮詰めた調味料」と書いてあります。梅干しだけですと風味や旨味が足りないので、鰹節や昆布を加えて煮詰めるものもあるらしい。というか現代版ではお出汁を足してあげたほうが、お料理にも合わせやすいでしょうね。

煎酒で三つ葉と豚しゃぶをあえてみた!激ウマ!

ということでお料理の前に味見。麺つゆに近いお出汁の感じですが、もうちょっとまろやかで塩分も控えめ。なんといっても梅の酸味が効いていて絶妙な味のバランス。塩分は控えめですし、ポン酢より酸味がまろやかなので、使いやすい調味料かも。

この日は冷蔵庫にあった豚しゃぶのお肉と三つ葉をボイルして、「煎酒(いりざけ)」で和えてみました。上品なお出汁に控えめの塩分、そして梅の酸味がボイルした豚肉と三つ葉に合うんです。とにかく手軽に美味しく出来上がりました。他にもどういう使い方をするか調べているといろいろとあるようですね。

■煎酒(いりざけ)のレシピはこちら。
http://www.ginza-mikawaya.jp/?mode=f1 
特に白身魚や豆腐との相性がよさそうですね。お野菜との和え物や、ドレッシングにしたり、たまごがけご飯や納豆にいれてもOK。

とにかく和えたり混ぜたりするだけで美味しくなるので、料理をあまりしない方でも、ご自宅に1本あるとすごく便利だと思います。次回は納豆にいれて食べてみたいな。

<商品情報>
■煎酒(いりざけ)銀座三河屋
http://www.ginza-mikawaya.jp/?pid=19707571
写真にも掲載した銀座三河屋さんの煎酒こちらから購入ができます。

■アマゾンでも売っているようです。
神州一味噌 発祥の蔵 丸高蔵 調味料 煎り酒(いりさけ)  300ml/ビン