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熟練和食料理人がつくる日本酒にあうおつまみたちが充実。日本酒好きなら一度は訪れたいお店@立ち呑み地酒屋 常蔵(中野)

25日のクリスマスということで、街はケーキとチキンを買い求める人で溢れかえっている中、軽く飲みたいという私のつぶやきを拾ってくれてた友人と飲みにいくことに。とりあえずお料理が美味しいところがいいなあというリクエストに答えてくれて、友人行きつけの中野にある日本酒の立ち飲み屋さんにしてみました。

日本酒メニュー@立ち呑み地酒屋 常蔵

店内に入ると、カウンターとテーブルが3つくらい。もちろん椅子はなく、おじさま数人がカウンターで飲んでいました。飲み物は日本酒の他に焼酎やビールなどもありましたが、ここはやはり日本酒。カウンター上にあるメニューボードをみると、なんとも私好みのラインナップ。十四代、上喜元、獺祭などなどすべて1000円以内ではないですか!なんともお手頃価格でテンションがあがります。

ということで最初から「十四代 800円」を注文。十四代も6種類くらいあって、贅沢に飲み比べができそう。

十四代800円@立ち呑み地酒屋 常蔵

おつまみは「生ガキ300円」と「あん肝480円」。辛口の日本酒にはやっぱりこれこれ。牡蠣は大ぶりでプリプリしていて美味しい。あん肝はまったりとしたコクがいいんです。立ち飲みで最初からこのクオリティとは大感激です。 

生ガキ300円とあん肝480円@立ち呑み地酒屋 常蔵

つづいては「珍味3点盛り600円」。単品でも頼めるのですが、珍味のメニューから好きなものを3つ選んでだしてもらえます。左から甘エビの酒盗、カニ味噌、塩辛です。 甘エビの酒盗は初めてですが、エビの食感と甘みを残しつつ酒盗の味がしました。塩辛はお店の手づくりっぽく、新鮮なワタだからこそできる素材を生かした味でした。

珍味3点盛り600円@立ち呑み地酒屋 常蔵

とにかくメニューが豊富すぎて選ぶのが困る上に、お安い。迷いながらも「穴子の白焼き(500円くらい)」と「銀杏」を頼んでみました。ふかふかの穴子はどこかのお寿司屋さんや割烹で出てきてもおかしくないほどの美味しさ 。

銀杏と穴子の白焼き@立ち呑み地酒屋 常蔵

お魚料理はどれもよさそうなので「お刺身5点もり1000円」 を注文。出てきたお皿には5点以上盛り合わせになっていて得した気分。盛りつけは一口大のお刺身が可憐に並べられていて目でも楽しめます。旬のお魚をだしてくれているそうで、どれも脂がのっていてとにかく美味。特に真ん中のサワラは脂がのっている皮をあぶってくれたので香ばしさも味わえました。とにかく大将がいい仕事をしてくれます。

お刺身5点もり1000円@立ち呑み地酒屋 常蔵

こんなに日本酒にあう料理たちが並んだら、やはり日本酒もどんどん進みます。2杯目はお店の方に辛口のおすすめを聞いたら、「こなき純米600円」をだしてくれました。ラベルがこなきじじいでなんとなく見た目はキュート。おすすめしていただけあって、辛口でキレもありながらとってもバランスがよいお酒でこれは好きな味!

こなき純米600円@立ち呑み地酒屋 常蔵

ほっくりするものも食べたくなったので「だし巻き卵480円」も注文。優しい出汁の味とふっくら卵がなんともたまらない。ここの大将は和食の腕が確かなので何を頼んでも安心できます。

だし巻き卵 480円@立ち呑み地酒屋 常蔵

このあとも獺祭など飲みながら、最後に「おでんの盛り合わせ500円」で締めることに。お任せ5点盛りということで、大根、卵、厚揚げ、牛串が入っていました。こちらはなんだか家庭的なおでんの味。じっくり煮込まれた具材たちが寒い日にはぴったりです。

おでん盛り合わせ500円くらい@立ち呑み地酒屋 常蔵

入店当初はほぼ2人で貸し切りでしたが、1時間くらい飲んでいると常連さんらしき方で満杯に。軽く飲むつもりがあまりにも美味しかったので2時間ちょっといたのかなあ。日本酒を3杯くらいとお料理たちで一人4000円くらい。立ち飲みでお料理が美味しいとなるとなかなか数も限られてきますが、こちらのお店は座ってお料理をいただきたくなるほどしっかりした仕事をしていてとても好感がもてました。

今まで立ち飲みというとゆっくりできないイメージで敬遠していたのですが、すてきな日本酒とお料理たちがお手頃価格でいただけるので、個人的にちょくちょく通いたいですね。日本酒好きな方であれば絶対に後悔はしないと思います。もしこちらのお店が気になる方がいたら一緒に飲みにいきましょう。 

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