東急東横線エリアって家から近いのですが、なかなか足を運ぶ機会が少なく未開拓エリア。今回はそんなエリアを開拓すべく、知人から教えてもらった焼き鳥屋さんにいってきました。場所は祐天寺の駅からバス通り沿いに5分くらい歩いたくらいでしょうか、白い外観が目印です。
お店の中に入ると、「あれ、ここは焼き鳥屋?」と思うほど、さわやかな印象。白を基調にソファー席もあり、まさしくカフェ風な店内。先客も女子2人と本当に焼き鳥屋っぽくないw。
この感じだと値段もちょっと割高なのかしら、とおもってメニューをみると、どれもお手頃でびっくり。プレモル中生はなんと290円!ということで、まずはビールで乾杯です!
とりあえず、いくつか料理をオーダーして待つことに。まずでてきたのが、「自家製燻製700円」 燻製は日替わりでつくっているとのことで、この日は手羽先でした。燻製された手羽先は味に深みがでてよいですね。ビールとの相性もバッチリ。
つづいて「鶏おぼろナス450円」。素揚げしたナスに甘辛く味付けされた鶏そぼろとネギがのっており、家庭的なほっとする美味しさ。こういう料理を置いている店ってなんだか親近感がわきます。
ちょっとお料理をつまんでいる間に、串ものも出てきました。「おまかせ串5本 850円」。おまかせなので種類は選べませんが、内蔵系は苦手ですとお伝えしておいたので、そのへんは考慮していただき、かわ、せせり、ねぎま、ぼんじり、ささみの5本でした。全体的に小ぶりで上品な串たちですが、味はどれをとっても旨い!鶏自体がいいんでしょうね、外観がカフェ風だったので想像以上に本格的なものがでてくるとは思わなかったのですが、なかなかよいです。
野菜串は単品でしいたけとナスを。1本210円。お肉もいいんですが、焼き鳥屋さんの野菜串はシンプルに野菜自体の味を楽しめるので必ず頼みます。やはりあつあつのお野菜はシンプルにうまいです。
お店の方よりすすめていただいた地鶏焼きからは「ソリレスの地鶏焼き600円」。ソリレスとは、鶏の股間接周辺のお肉で1羽にたった2個しか取れない希少部位とのことで、モモの付け根にある腰骨のくぼみにはまっていて見逃しやすいお肉みたい。初めていただくソリレスですが、程よい弾力と鶏の旨みが凝縮された味で美味!希少部位などを出していただけるとは、なかなか侮れません。
串ものが続いたので、今度はあたたかい汁物も。「トマトおでん450円」。和風お出汁で煮込まれたトマトは甘くてほっくりする味。寒い時期にはすごくよさそう。他にも水炊きがあったのですが、ちょっと食べきれそうになかったので今回は見送り。鶏がほんとに美味しいので、水炊きも期待できそうですね。
最後の締めは「親子丼(ハーフ)400円」。ご飯ものはいくつか種類があったのですが、やはり鶏を美味しくいただきたいので、親子丼にしてみました。サイズもハーフ、普通、大盛りができたのかな。飲んだ後はやはりお腹いっぱいなので、ハーフサイズがあるのはありがたい。ただしこちらのハーフは結構ご飯がたっぷりで2人でちょうどよいくらいでした。甘辛醤油味にプリプリの鶏と半熟玉子でとじていて、ご飯と一緒に美味しくいたただきました。
ちなみに予算は2人でちょっとづつ好きなのをつまみ、軽く飲んで3000円以内に収まりました。いろいろ食べたわりにはコスパもよく満足です!
気軽に軽く飲んでつまみたいときに使い勝手の良いお店でした。また近くまできたらふらりと立ち寄りたいですね。