大人の雰囲気のオイスターバーが渋谷にもあると聞き、女子2人でいってきました。場所は渋谷マークシティからほど近いのですが、坂をのぼってちょっと入った少々分かりづらいんですよね。渋谷によくくる私でもiPhone片手に場所を確認しながらお店を探しました。
そんな落ち着いたエリアにあるオイスターバーですが、知る人ぞしるというお店のようでお店は満席でした。今回は予約をしていたのですんなり入れましたが、予約なしのお客さんは何組か入れない方もいました。
店内の感じですが、そんなに広くなくどちらかというとカフェっぽいおしゃれな空間で居心地はよさそう。テーブル席とカウンター席があり、カウンター席は氷を敷き詰めた生ガキを置けるエリアがありお寿司屋さんのような感じ。個人的にはカウンター席に座りたかったのですが、この日はテーブル席でした。
とにかくまずはオイスターバーといえば生牡蠣からいただかないと、ということで飲み物もシャブリからスタートさせ、生牡蠣のおすすめを店員さんに相談することに。
牡蠣はやはりその時々で美味しい産地があるということでしたので、まずは「おまかせ生牡蠣の盛り合わせ6P 2280円」でおすすめのものをいただきました。この日は「北海道、広島、島根」の3種類の生牡蠣でした。左から北海道厚岸の牡蠣は小粒ながらコクとうまみがたっぷり。広島の(場所は失念)の牡蠣はこれまたクリーミーですがさっぱりといただける味。そして一番大きいのが島根県隠岐岩牡蠣。春の時期に出回る岩牡蠣の中でもかなり大振りで食べごたえがあり、味も繊細でうまみがたっぷりつまった美味しい牡蠣でした。
生牡蠣でテンションが上がったところで、お野菜もたっぷりいただきたきたくなったので、まずは「2色のアスパラの炭火焼き650円」をオーダー。太めのアスパラをシンプルに炭火焼きし、カラスミソースでいただきました。アスパラ自体が美味しい季節ですので、素材の味を生かしたとても素敵な一品で美味しかったです。
もう一品お野菜メニューから「温かい旬野菜のローストバーニャカウダソース680円」。色鮮やかなお野菜がローストされており、温かいままバーニャカウダソースでいただきます。目にも体にも美味しい大満足の1品です。
温かいものが続きますが、焼き牡蠣も食べたくなり「牡蠣のガーリックバターオーブン焼き 1P 360円」もオーダー。ガーリック&バターと牡蠣の組み合わせはたまりません。これはもう想像通り間違いのない一品。
牡蠣を使ったお料理系も頼んでみることに。「牡蠣とホタテのパイ包み焼きアンチョビクリームソース 880円」はアツアツのパイ生地の中に牡蠣とホタテが入っており、魚介類のうまみのつまった一品。アンチョビソースがパイ生地とマッチしてなかなか美味しいのですが、ソースの量がもっとあってもよいかな。
ちなみにこちらのお店は牡蠣の他にも炭火焼がおすすめということだったので、ワインを赤にかえてお肉系をいただくことに。
お肉系でオーダーしたのは「鴨胸肉の炭火焼 春野菜とバルサミコソース 1300円」。お野菜とお肉のコントラストといい、肉厚の鴨肉といい、とても食欲をそそります。炭火焼きしたお肉をシンプルにバルサミコソースというところが、素材の良さが素直に伝わってくる一品です。
そんなにいただいていないように思ったのですが、ここまできてお腹がいっぱいになってきたので、でそろそろパスタでしめることに。やはりここは最後まで牡蠣メニューということで「牡蠣とルッコラのスパゲティ 1100円」をオーダー。こちらもガーリックオイルベースのパスタで牡蠣の美味しさを引き出したシンプルパスタ。美味しいパスタでいい感じの〆となりました。
最後にコーヒーでまったりと食事の余韻を楽しみました。カフェなみの美味しいコーヒーが400円でいただけるのはとってもお得。
この日はコースではなくアラカルトでの注文でしたが、予算は1人5000円強でした。もっとがっつり食べたり飲んだりするともうちょっとかかるかもしれませんね。それでも六本木や赤坂のオイスターバーと比べると値段も比較的手頃で良心的なお店だと思います。利用シーンは店の雰囲気からすると特別な人と素敵な時間を過ごしたいとか、気心しれた仲間とゆったり食事を楽しみたいという使い方が合っているんじゃないでしょうか。
このお店の写真をソーシャルメディアに流していたところ、「いいな〜。」とか「いきたい」という声が多くあがったので、今度はいきたい方を募って大人なオフ会でもしてみようかな。
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