先日、2012年3月22日(木)にプロぐるめ!さん主催の『美味しい日本酒で被災地を応援しよう「日本酒の新しい楽しみ方を学ぶ!ワークショップ」』に参加してきました。
日本酒メインのイベントかと思いきや、「日本ガラスびん協会」さんの協賛ということもあり、日本酒を入れているガラスびんとは何ぞやからお勉強です。
このごろはガラスびんの需要も減ってきているそうですが、やはり日本酒などはペットボトルに入っているよりは「びん」に入っていて欲しいですよね。ちなみにこのガラスびん協会さん主催で「ガラスびんアワード」というのも主催していて、デザイン性、機能性など優秀なガラスびんを表彰しているとのこと。今年受賞したものでびっくりしたのが「ミツカン酢」のびん。中味がはいっていると分かりづらいのですが、とっても軽くなっている!!こういうところで企業さんが努力されているんだなというのが、改めて分かった瞬間でした。
ガラスびんについて学んだ後は、おまちかねの日本酒についてのワークショップ。まず最初に出されたのが「日本酒のハイボール」。日本酒は「(福島県)人気一 黒人気 純米吟醸」です。飲み口がさわやかでさっぱりいただけます。
日本酒ハイボールをいただきながら、講師の友田 晶子さんより、日本酒の歴史や造り方、分類と特徴など基礎的なことについて教えていただきます。日本酒の味の分類については、日本酒は大きく分けて4つのタイプに分類できるとのこと。確かに!こうやって自分の飲んだお酒をプロットしながら、合うお料理とか考えるとすっきりしますね。
さてお待ちかねの4タイプのお酒に該当するお酒の試飲タイムです。写真は左から
- 「香りの高いタイプ=あさ開 南部流伝承造り大吟醸(岩手)」
- 「軽快でなめらかタイプ=龍泉八重桜 辛口特別本醸造(岩手)」
- 「熟成タイプ=金寶 優選自然酒(福島)」
- 「コクのあるタイプ=大吟醸古酒 池錦 秘泉(栃木)」
「香りの高いタイプ=あさ開」は個人的に大好きなお酒で、特に大吟醸が好き!自分の味の好みでもあるので、これは文句なし。このお酒に合うお料理としてまったりとした魚介類(表現としてどうなんでしょうかw)に柑橘類のアクセントがあるものがよいとのこと。この日は「甘エビとウニのカルパッチョ」をご用意していただきました。甘エビとウニのまったり感をオレンジの絞ってさっぱりといただきます。香り高い華やかな「あさ開」にとっても合う1品です。
「軽快でなめらかタイプ=龍泉八重桜」にはサラダでさっぱりいただくとのこと。そう考えると順番的に「軽快でなめらかタイプ」は食事の最初のほうにいただくお酒ですね。
「熟成タイプ=金寶 優選自然酒(福島)」はお酒自体甘みとコクがつよいので、その味と同調していただけるよう、お肉のようなこってりしたお料理が合うとのこと。この日ご用意いただいたのは「チキンと新じゃがの2種類のチーズグリル」。ビールにも合いそうですが、「熟成タイプ」の日本酒にもばっちり合いますね!
飲み比べの後は、日本酒で作る手軽なカクテルを自分たちで作ってみるワークショップです。
1つめは「日本酒×ライム×炭酸=サムライロック」。ジントニックに近い感じで暑い日にさっぱりいただけるような飲み口でした。
2つめは「日本酒(にごり酒)×牛乳=ミルクにごり酒」。これはもう想像どおり、飲みやすくなっちゃいます。ちなみに炭酸を少しだけいれると「まっこり?」っぽくなりましたよ。日本酒が苦手な方でもカクテルにすると飲みやすくなっていいかもしれませんね。
そろそろ〆の時間となってきました。お食事のほうは春の旬ものをつかった「菜の花のボンゴレビアンコ」。旬もので先ほど作ったカクテルと一緒にいただきました!
最後はがっつりスイーツも!日本酒と一緒にマリアージュということで、黒糖フォンダンショコラをいただきます。スイーツ&日本酒もお酒好き、スイーツ好きならありですねw。
ちなみにこの日の食材をご用意いただいた47CLUBさんのサイトに「被災地復興祈念 ガラスびん日本酒特集」としてガラスびんや日本酒のことを学びながら、日本酒の飲み比べセットが購入できるようです。ご興味がある方は是非のぞいてみてはいかがでしょうか?
「被災地復興祈念 ガラスびん日本酒特集」
http://www.47club.jp/shop/c4/nihonsyu2012.aspx
お勉強をしながら日本酒についていろいろと学ぶことができ、ご一緒させていただいたブロガーさんとも会話が弾み、とても楽しいワークショップでした!これからの花見シーズン、ぜひとも東北のお酒を飲んで被災地を応援したいですね。