10月の上旬に開催されていた「フランスレストランウィーク」というイベントでいってきました。このイベントはフランス料理を楽しむためのイベントということで約500軒の参加レストランで、ランチ2011円、ディナー5000円のお得なコースが楽しめるというもの。せっかくなのであまりいったところの無い高級フレンチで優雅にランチをしたいと思い、お店の中でも比較的お得感があったこちらに訪問しました。
2時に予約をいれて訪問。1Fで受付の方が予約を有無をチェック。「準備ができたらおよびしますので、少々お待ちください。」といわれ待つこと15分くらい。予約しているのに待たされるとはどういうこと?イベントだから混んでるのかな?ということで自分を納得させ2Fのほうへ。
店内なのですが、おしゃれではあるのですがかなりカジュアルなつくり。席も狭くとても窮屈な感じ。あまり高級感はありませんね。
すでに予約でランチコースは決まっていたので、飲み物をメニューを渡されましたが、お昼ということでお水にすることに。しかし店員さんはてんてこ舞いでなかなか来てもらえず、声をかけても放置気味。客数に対してどうも店員さんの数が足りないようですね。。
そんなテンションが下がった状態でやっと出てきた前菜「サーモンの冷製パリジャン風 パレットを菜園に見立てて」。見た目はシンプル、味は塩分控えめの上品なやさしい味。インパクトはあまりないかもしれません。
ドミニク・サブロンのパンも期待していたのですが、まあまあ。可もなく不可もなくで特別に感動する味ではないですね。パンは布の上に給仕されるのですが、最初に用意されていたのが少し汚れていて「大丈夫?」とちょっと思いました。お皿にしていない意味ってあるのかな?
スープは「カボチャのポタージュ」。クルトンが2Fだてのお皿に入っていて、いただくさいに自分で投入するんですね。この辺はおしゃれさも演出という感じです。
メインは「鶏ロースト軽く煮込んだ茸とトリュフのリゾットを添えて」。こちらも味はとてもやさしいソフトな味。リゾットにトリュフが入っているせいかちょっと塩分がきいていますが、トリュフの味は分からずw。美味しいとは思うのですが、これといった感動は少ない味かもしれません。
デザートにでてきたのはチョコレートケーキ。飲み物はコーヒーをいただきました。勝手にミルフィーユがでてくるのかな?の期待していたのでちょっとあれ、、とは思いましたが、美味しくいただきました。
今回は「フランスレストランウィーク」というイベントだったためなのか、高級フレンチをうたっている割には、オペレーションが悪すぎます。おそらくキャパを超えたお客がきてしまい、現場が処理しきれなかったのでしょう。またお料理や店の雰囲気はカジュアルであまり特別な感じは受けませんでした。せっかくにイベントに参加したのに、これではイベントで来た人はリピータにはならないと思います。そういった意味でお店側は今回のイベントを上手に活用できなかったのではないでしょうか?
料理は普通に美味しいとは思うのですが、高い値段を払って次も訪問するかといわれたら無いですね。
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