フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
2022年7月訪問。
この日は軽く飲んで食べられるお店がいいなあと思い、以前から気になっていたこちらへ。
小さなスナックや居酒屋が入っている雑居ビルの3Fにあります。
店内はアジアのチープな屋台風で、真っ赤な壁が怪しげな雰囲気を漂わせています。
もともとはスナックだったのかな、その造りを生かしカウンター部分にはおひとりさまでも気軽に入れる感じです。
とりあえず、「レモンサワー 550円」を注文し、乾杯。
お通しをつまみながら、お料理が出てくるのを待ちます。
メニューはアジアン料理の一品料理がいろいろあり、なかなか魅力的なラインナップなんですよね。
「肉骨茶(バクテー)825円」
味の濃いものが出てくるかと思いきや、穏やかなスープで煮込んだ優しいお味。
スパイスも穏やかでとても食べやすいです。
「タイ風餃子(蒸し)715円」
こちらはお肉がペーストっぽくなっており、なめらかな口当たり。
そこにスパイスのアクセントが広がり、お酒のアテにピッタリ。
もっと肉肉しいものをイメージしていたのですが、こちらもいい意味で裏切られた感じです。
お料理はお店のインパクトとは違い、全体的に穏やかでお酒に寄り添い、食べやすいのがいい。
国にこだわることなく、アジアン料理がいろいろとつまめるのがうれしいですよね。
店員さんも丁寧でとても気配り上手。
ただ喫煙OKだったので、煙が少し気になりました。
食事というよりバー的な使い方のほうが良い感じですね。
アジアの夜店的な雰囲気でひとりでもお酒を楽しみたいときにオススメです。
■お店情報
「骨肉酒家 市」のインスタグラムはこちら。
https://www.instagram.com/ichi.kotsuniku/