フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
2022年4月訪問。
お散歩が心地よい時期となりました。
週末に自宅からいつもの裏山を通り、鎌倉まで徒歩で散策。
改めて歩くといろいろと発見があって楽しいですね。
ランチは以前から気になっていたお蕎麦屋さんへ、事前予約をして訪問しました。
店内はカウンターがメインで奥にテーブル席もありますが、とてもこじんまりとしています。
お店はご夫婦で切り盛りされており、雰囲気やセンスがすごく居心地がいい。
2-3時間歩き回った後だったので、まずは生ビールで乾杯!
お蕎麦の評判はもちろんなのですが、天ぷらやそのほかのお料理も美味しいとのこと。
蕎麦前的な形で、いくつかお料理を注文し、そのあとにお蕎麦で〆ることにしました。
「鴨焼き 1200円」
鴨葱的な鴨焼きはジューシーな柔らかい鴨と甘い九条ネギがこれまた絶品。
天ぷらは気になる食材を単品でオーダー。
「舞茸、アスパラガス」
「ヤングコーン、ナス」
揚げたての天ぷらはサクサクとした衣の中に、旬の食材の旨味や甘みを閉じ込められており絶妙な揚げ具合。どれをいただいても、めちゃくちゃ美味しい。
こちらのご主人は「鎌倉みよし」で長年天ぷらを揚げていた方とのことで、この天ぷらのクオリティに納得です。
そして〆のお蕎麦は「十割せいろ 850円」。
見た瞬間、丁寧にきれいに作られたお蕎麦だなという印象。
口に含むと蕎麦の香りが広がり、のど越しもいい。先ほど注文した天ぷらと一緒にいただくと、もう最高ですね。
カウンター越しに見える日本酒たちもなかなかセンスがよい。
蕎麦前的な使い方で昼にちょこっと飲むのもいいですし、ゆっくりと夜に訪れても楽しそうです。
鎌倉で美味しいお蕎麦と天ぷらをいただきたいときに、おすすめです。