フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
2020年12月訪問。
京都美山にある自給自足の暮らしを営むコミュニティ田歌舎(https://tautasya.jp/)。
その直営店が京都市内にあるときき、お伺いしてきました。
店内は山小屋をイメージした作りで、細長く奥行があります。
フレンドリーなスタッフの方にいろいろオススメをお聞きしながらお料理をいただきました。
まずは「お試しプレートドリンク付き 1200円」から。
こだわり食材の小鉢7〜8種とドリンクがついているので、かなりお得。
初めての方はこのメニューからスタートするのが良いと思います。
ジビエと野菜のお料理をちょこちょこ試せるのがうれしい!そしてお酒のアテにもぴったり。
「燻製ジビエセット3種(アナグマ、ハクビシン、たぬき)」
めずらしいジビエの食べ比べ。アナグマ、ハクビシン、たぬきと普通のお店では気軽には出てこないですよね。
新鮮なのかお肉は臭みはなく、それぞれのお肉の個性を味わうことができます。
「鹿肉の洋風おでん」
この日は寒い日だったので暖かい煮込みも。
鹿肉のほかに大根やニンジン、卵、肉団子などが入っており、コンソメ系のスープでさっぱりとコク深く。
優しい味わいで体が温まります。
「鹿肉のトマト煮」
こちらはトマトの酸味と甘みが鹿肉になじんでいます。お野菜もたっぷりといただけて、いいバランス。
「蒸し野菜のバーニャカウダ」
自家栽培のお野菜でしょうか。蒸すことで甘みが増したお野菜を、バーニャカウダのソースでシンプルにいただきます。
「猪ステーキ」
ガツンとしたソースにレアな猪肉が。こちらも臭みはなく、ワイルドにいただけます。
「鹿ステーキ」
鹿肉はバルサミコで酸味と甘味がきいたソースでいただきました。
鹿肉は煮込んだり焼いたりと、いろいろなスタイルでいただけて楽しかったです。
さすが猟師であり農家でもある「田歌舎」のジビエたちが新鮮で臭みがなく、とても素材がいいと思います。
またお野菜も元気いっぱいでパワーを感じられました。
京都市内で本格的なジビエをお手頃価格でいただけるのは、かなり穴場ではないでしょうか。
機会があれば美山にある「田歌舎」のほうにもお伺いしてみたいです。
■お店情報(インスタ)
ハンターズ&ファーマーズ 田歌
https://www.instagram.com/hf.tauta/