フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
2020年10月訪問。
北鎌倉で評判の高いイタリアン「タケル クインディチ」。
お寺巡りのランチにピッタリな古民家を改装したお店は雰囲気もよく、寺院のある街並みにも溶け込んでいます。
今回平日ランチで初訪問しました。
念のため事前に電話をしたところ、13:30以降ではないと空きがないとのこと。
そのまま予約を入れちょっと遅い時間に訪問、唯一あいていたカウンター席に通してもらいました。
まわりのテーブル席は鎌倉マダムたちでにぎわっています。
まずでてきたお水にはハーブがたっぷり入っていて、めちゃくちゃおしゃれ。期待が高まります。
ランチメニューは3種類
Aランチ1600円、Bランチ1900円、Cランチ3000円。
今回はBランチをいただきました。
前菜プレート、パスタまたはピッツアから1品、デザート、ドリンクです。
まずは前菜プレート。
サラダ、スープ、パテ、カルパッチョ、肉団子、ゼッポリーニ、エスカベッシュといろいろいただけるのがうれしい。
またどれも手抜きがなく、美味しい。こちらのお店のご挨拶プレートといったところでしょうか。
前菜があまりにも充実していたので、トスカーナの白ワインをいただきました。
「ラ・ラストラ ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ」
土着品種のヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノで作ったワインは、とてもドライですっきりしており、お料理にも合わせやすい。
メインはパスタを選びました。
「サルシッチャときのこのクリームソース タリアッテレ(+300円)」
食感のいい手打ちパスタに濃厚なクリームソース、そしてサルシッチャの旨味と塩味で絶妙に美味。
メリハリの利いた味のバランスにさすがといったところです。
デザートはレモンのパンナコッタ。
ミルキーで口当たりのいいパンナコッタに柑橘のさわやかさが加わり、すっきりといただけます。
前菜からパスタ、デザートまでバランスのいい内容で、お店のクオリティがひしひしと伝わってきました。
どれをとっても安定感のある美味しいお料理で、満足度も高いです。
お客さんが女性ばかりでしたが、スタッフはすべて男性。そんなコントラストも面白かったです。
メインのお料理やピッツアも気になるところですが、次回は夜に友人たちを誘ってお伺いしたいですね。
北鎌倉で美味しいイタリアンをいただきたいときに、おすすめです。
タケル クインディチ (イタリアン / 北鎌倉駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8