【鎌倉】八百善@創業300余年の江戸料理の老舗料亭。明王院内の古民家で江戸の食文化を現代に!

フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。

2020年9月訪問。
料理人の友人から教えてもらった江戸時代から続いている老舗料亭『八百善』。
11代将軍徳川家斉が通ったり、広重や国貞の浮世絵にも度々描かれており、江戸時代の最先端の料亭だったんですね。(wikiペディアに詳しい歴史があるので、興味あるかたある方はこちらを参照。

そんな歴史のあるお店が、現在は鎌倉の明王院のお寺の中で営業しております。

八百善

入り口はお寺とは別の門があるのでそちらから。
奥に進むと古民家的な家屋があり、こちらが現在のお店です。

八百善

中に入るとテーブル席が並んであり、この日はここで10代目当主がお料理教室をされておりました。お料理教室は定期的に実施されているようです。

八百善

食事は個室のほうに案内をされ、ゆったりとスタート。
茶托には「八百善」の焼き印が。とても素敵。

八百善

基本的にこちらは完全予約制のコースのみ。
コースは3000円、5000円、7000円の3種類で電話での予約の際にどれにするか確認されます。今回は5000円のコースでお願いしました。

「スズキの卵醤油がけ」
シャキシャキの長芋とスズキお刺身、そこにこっくりとした卵醤油。
食感とうま味とコクが楽しめます。

八百善

「沢煮椀」
上品なお出汁の中に細切りにしたお野菜に豆腐しんじょ。
具材がメインのお椀ですね。

八百善

「ハナダイ 味噌焼き」
お味噌のうま味と香ばしさがお魚と一体になり、お酒もいいですしご飯が欲しくなる味です。

八百善

とうことで、日本酒を。
おそらく江戸時代に使われていたと思われる酒器にて。
古い感じがまた郷愁をそそります。

八百善

「鎌倉里芋 味噌田楽」
里芋には甘い江戸味噌、付け合わせのレンコンはシャキシャキの食感。

八百善

〆のご飯とみそ汁。
ご飯が入っている器のふたがとても好み。

八百善

「きのこの炊き込みご飯」
「お椀(赤だしに焼き豆腐)」
「酢どりみょうが」

シンプルで素朴さを感じつつ、丁寧な仕事を感じる組み合わせ。

八百善

茶菓は追加料金800円になりますが、せっかくなのでお願いしました。

「梨の琥珀煮とお抹茶」
ほんのり甘い琥珀煮と抹茶の苦みが、この日の食事を締めくくってくれます。

八百善ちなみにこの日いただいたお料理のレシピは、10代目当主栗山善四郎が監修した「江戸料理大全」にも掲載されているようです。江戸時代からのレシピをお家で試してみたい方にオススメですよ。


江戸料理大全: 将軍も愛した当代一の老舗料亭 300年受け継がれる八百善の献立、調理技術から歴史まで
栗山善四郎(八百善十代目)
¥3,850

高級料亭の先駆け的存在として江戸の食文化の形成に重要な役割を果たし、浮世絵にもたびたび出てきた歴史的なお店での食事は貴重な体験でした。

八百善

鎌倉の地で歴史と江戸文化を伝承する姿は、次の世代にもぜひ伝えていきたいそんなお店でした。

関連ランキング:懐石・会席料理 | 神武寺駅

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でlua_brancaをフォローしよう!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください