【葉山】アンティカトラットリアダッラマンマ＠住宅街に突如現れたイタリアンは安定感のあるマンマのトスカーナ料理。

フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。

葉山２拠点生活の友人が散歩で見つけたイタリアンのお店。
安定感のあるトスカーナ料理がいただけるとのことで、ランチでお伺いしてきました。

どんなお店かFacebookで検索したところ、以前は京都で「mamma di Boo」というイタリアンをされていたご夫婦が葉山に移住してお店をオープンされたようです。

店内は白い壁にレンガのアーチと現地の雰囲気がありますね。

サービスをされているのがご主人で、お料理は奥様が作っている様子。
ランチメニューはメインのメニュー+前菜盛り合わせで2000円から3000円。
デザートや飲み物は別となります。４人できていたので、4種類選んでみんなでシェアしていただくことに。

飲み物はまだノンアル中なので「レモネード」で乾杯！

最初に出てきたのが「前菜盛り合わせ」。
季節のグリンピースや白いんげん、紫キャベツ、人参、イカのトマト煮込み、フリッタータ、そして生ハムやサラミなど。シンプルなものが多いのですが、まさに現地イタリアのマンマの料理といったところでしょうか。

「リコッタチーズとハムを詰めた花ズッキーニのフリット」
ちょっと早いような気もしますが、あったら頼みたい花ズッキーニ。お花のところに熱々のリコッタチーズとハムが入っており、味のアクセントになっています。シャキシャキのズッキーニの実の部分もたまりません。

「自家製パン」
お料理を邪魔しないシンプルなパン。

「バッカラ（塩鱈）とボロネギを詰めたラヴィオリ　ひよこ豆のソース」
ラビオリの中には鱈とネギが入っており、旨味と甘みが感じられます。それをひよこ豆の滑らかなソースが包み込み、素朴ながらもどこか安心感のある味わいに。

「自家製パスタ　バッパルデッレ　猪肉の赤ワイン煮込み」
トスカーナといえばバッパルデッレ。幅広のパスタに猪肉の旨味がたっぷりのソースはまさに定番な味。

「ヨーロッパ産　ホワイトアスパラガスのリゾット」
ホワイトアスパラガス、季節ですね。チーズベースのリゾットで色は同化していますが、シャキシャキとしたアスパラガスの食感がたまりません。

食後はデザートとカフェを追加で注文。

私は「セミフレッド」を。チョコやナッツが入ってゴロゴロの食感。

友人たちのデザートはそれぞれの好みで注文ました。

「ベリーのタルト」
こちらはクラシカルなタルト。

「チョコクリームケーキ」
スポンジにチョコクリームを挟んだ素朴なケーキ。

デザートワインに浸していただき「カントゥッチ」。

現地のお母さんが作るような、安心感のあるトスカーナ郷土料理。
どのお料理も素朴ながらも丁寧な作りでどれも美味しい。またメニューの数も多く、選ぶのも楽しいですね。

葉山の住宅街でなかなか見つけにくいところにありますが、近所だったら行く価値があると思います。
イタリアのマンマの味を楽しみたい時にオススメです。

アンティカトラットリアダッラマンマ

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