フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
少し前ですが、8月の終わりに行ってきたお寿司屋さん。いつも行列な按田餃子の斜め向かいにあるビルの地下にあります。
地上からはわかりにくいのですが、地下に降りるとシックな入り口がいい雰囲気。
扉をあけると広々としたカウンター席と明るい綺麗な店内がとても印象的。
10席のカウンターに奥には個室があるようです。
こちらのメニュー、おつまみと握りのお任せコースもあるのですが、握りだけのコースやつまみだけのアラカルトメニューも豊富で、かなり自由度が高いです。また食材はは北海道からものがメインとのことで、そちらも楽しみ。
握りをでお酒を飲みたいので、お任せ握り10貫4000円（おわん付き）をベースにおつまみをアラカルトで、握りは足りなかったら追加することにしました。
まずはお通しとつまみから毛蟹みそ和えを。最初はビールを飲みながらウォーミングアップ。
握ってもらう前に、日本酒も注文。
「日高見 夏吟醸」
フレッシュさと辛口な旨味でお寿司に合わせやすいですね。
そして握りがスタート。シャリは白酢のようです。
「クエ」
淡白な旨味と弾力のある食感でとても上品。
「本マグロ 赤身」
さっぱりとしつつもマグロらしい旨味が美味しい。
「アジ」
脂が乗ったアジは生姜でさっぱりと。
「北海道アスパラガス塩焼き」
甘くジューシーなアスパラには焼き目が入って香ばしく。シンプルに塩だけで楽しみます。
「ホタテ」
これも北海道産なのでしょう、肉厚でとても立派なホタテで食べ応えがあります。
お隣の方が飲んでいたのが気になって、
「刈穂 山廃純米生原酒 番外品」を注文。
＋21辛口でありながら、旨味もしっかり感じるバランスのいいお酒。
「ボタンエビ」
濃厚でまったりとしたとろける旨味が美味。
「いくらの醤油漬け」
プチプチとした食感の中に、いくらの旨味がしっかりと。
「白イカ」
透明感のあるすっきりとした味わい。
「大トロ」
とろける旨味、でも比較的さっぱりいただける！
「塩水生うに（バフンウニ）」
こちらも北海道産のウニとのこと。綺麗なオレンジに甘く濃厚な味わい。
「黒むつ炙り」
脂ののったむつを炙ることで香ばしさをプラス。
「カワハギ」
ネタと握りの間にキモをたっぷりと挟んで。カワハギの身とキモの素敵なハーモニー。
「穴子 たれと塩食べ比べ」
ふんわりと焼き上げた穴子はタレと塩で。食べ比べできるのはかなりうれししい。
締めのお椀は赤だしのお味噌汁。
カウンターにはご近所の方も多く、なんとなく会話が始まり、ご近所ネタなどで盛り上がりました。
ちなみにお会計ですが、握りとつまみ、お酒が少々で１万円以内に収まっちゃうのがかなり嬉しい。
握りは小さめですが、北海道の旬のネタを気軽にいただけるのもかなりポイントが高いと思います。
近頃、代々木上原はお寿司激戦区とも言われていますが、ここはカジュアルに普段使いに使えるのでかなりいいですね。
北海道のネタがお好きな方や、上原界隈の方にはかなりオススメです。