フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
夏休みは逗子のお家でゆったりと過ごしていました。ランチも葉山にある気になるお寿司やさんへ。
お盆もやっていて、出前もしているそう。地元ではすごく使い勝手の良いお寿司屋さんなんだと思います。
カウンターは凛としていて、奥には包丁が飾ってありました。
赤い壁がとても情熱的です。
一杯目はビールで乾杯!
「ビール中瓶 エビス 700円」
ランチメニューは握りやちらし、コースなどあり、アラカルトもあります。
握りが好きなので、握りのコースから一番いいコースを注文。
「特選にぎり 4500円」店主選りすぐりの12貫と玉子、トロ巻き
まずはつぶ貝のお通しからスタートです。
「スズキ」
ふんわりとした甘みと食感。
「カンパチ」
程よく脂の乗った握りは爽やかな旨味がいい感じ。
「ホタテ」
表面を炙って塩で。香ばしさとホタテのねっとり感がいいバランス。
「花鯛」
酢でしめたネタは酸味と旨味のバランスが最高。
「石垣貝」
赤貝からの変更。パン!と叩いて身を引き締まったところをいただきます。コリコリとした食感と貝のまっすぐな旨味が楽しい。
「子持ち昆布」
つぶつぶ食感を楽しむ一品。おつまみじゃなく握りもいいですね。
「ボタンエビ」
大振りのボタンエビは味も濃厚。ねっとりした旨味が口の中に広がります。
「マグロ2種」
色の濃い方が熟成とのこと。通常の握りはフレッシュなマグロの旨味を堪能、熟成はスモーキーでナッツのような深い旨味を堪能。食べ比べできるのは嬉しい。
「ウニ」「いくら」「玉子」
ウニいくらは軍艦で、玉子は定番の形で。
「山法師(山形) 900円」
調子が出てきたので、日本酒も追加で。純米生原酒だったと思います。
華やかな香りと酸味、そしてちょっと甘めな余韻ときれい目な味わい。
「アナゴ」
ふんわりと口の中でとろけるアナゴ。香ばしさと甘いタレ、そしてシャリとのバランスが抜群。
ボタンエビの頭をカリカリに焼いたもの。
日本酒のアテとしてもバッチリで、パリパリと香ばしくおせんべいのようにいただきました。
「トロ巻き」
締めはトロ巻きで。巻物もしっかりと美味しい。
最後は「あら汁」のすまし汁。
魚介の出汁が感じられるすま汁は、さっぱりと最後を締めくくってくれました。
とにかく安定感のある美味しい握りで、大満足。 大将はお客との距離感がよく、穏やかな雰囲気でとても居心地がよく落ち着いて食事が楽しめます。
お店は車か逗子駅からバスという不便さはありますが、またお伺いしたい良い店。
逗子や葉山でお寿司を食べたい時にオススメです。