フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
週末逗子生活、ちょっと足を伸ばしてこの日は葉山でランチ。葉山エリアの友人にオススメされていたので、予約を入れてふらりときてみました。 移動は逗子駅からバスで、週末はすでに道が混んできているようで、到着まで20分くらいかかりました。
お店はすでに満席で、予約無しだと入れないですね。一人だったのでキッチンが見えるカウンター席で。
ランチコースはパスタの種類によってお値段が変わります。基本的な構成は
前菜(冷製と温製)+パスタ+食後のコーヒーの組み合わせ。
パスタの種類がかなり豊富で選ぶのに迷いますね。。
結局、「真イワシとフェンネル カサレッチェ 2100円」にしました。
食事に合わせてシチリアの白ワインをいただきました。
「Carricante La Calabretta」
葡萄はカリカンテ100%。アプリコットやスパイス、ミネラルの豊かな香りに、旨味を感じながらも骨格のあるドライな味わいはお料理にぴったり。
まずは冷製の前菜が4種と古代小麦で作ったパンが出てきました。
イナダのタルタル
タコとジャガイモのサラダ
オレンジサラダ
トマトとペコリーノアンチョビ
続いて温製の前菜に付け合わせのサラダ。
イワシのフリット
菜の花のフリット
前菜の品数が多く、かなりシチリアの郷土料理を意識した素朴なラインナップが魅力的ですね。
パスタが出てきました。カサレッチェはシチリアのパスタで、ショートパスタだけどちょっと長め。
ソースとの絡みもよく、また弾力性もあるので食べ応えもいい感じ。 イワシの旨味とフェンネルのハーブな香り、松の実の食感が大人味。
ソースに少しトマトも入っていると入っていました。まさにこのパスタも郷土料理スタイル!
食後はカプチーノをいただきました。
海の近くということもあり、魚介系のメニューが豊富なのも頷けます。シチリアも海に囲まれていますが、まさに日本でシチリア料理を楽しみたい時にぴったりのシチュエーションです。
葉山で本格的なシチリア料理が楽しめる名店でした。今度はゆっくりと夜にもお伺いしてみたいです。