フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
この日の五反田ランチ、山手通り沿いのお蕎麦やさんへ。外からだとあまり中が見ないので、ちょっと入りづらい雰囲気です。
店内はJazzが流れており、ゆったりとした落ち着いております。客層もサラリーマンの方はおらず、住宅街にあるような感じです。
ランチは単品のお蕎麦とセットものが。せっかくなので「そぼろ丼とせいろ1000円」をチョイスしました。
あまり混んでいなかったせいか、結構すぐに出てきました。
お蕎麦は細くキリリとしたタイプ。とても綺麗です。硬めのお蕎麦を口に含むと、蕎麦の香りがふわっと広がり、辛めのつゆがしっかりと受け止めます。こういうキリリとしたお蕎麦はかなり好み。
そして鶏そぼろご飯。こちらは甘辛めで優しい味わい。
締めの蕎麦湯は白く濁ったどろっとしたタイプ。最後まで蕎麦の余韻を楽しめますね。
五反田の大通り沿いはチェーン店やカジュアルなお店が多いので、こんな上品で本格的なお蕎麦をいただけるのはなんだか意外。もっと一本入ったところとか、住宅街にあるといいんだと思います。そういう意味で五反田らしくない。
お蕎麦はかなり好みで、日本酒などを飲んだ後にもすごく良さそう。キリリとしたお蕎麦が食べたい方にオススメです。