フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
週末は逗子の方で一泊し、その帰りにランチで立ち寄ったお店。ロンドンの「ガストロパブ」をイメージしており、美味しいご飯とお酒が楽しめるようです。
店内に入るとかっこいいカウンターに奥が厨房、そしてテーブル席があり、インテリアは昼というより夜が似合う雰囲気。ランチは12時オープンでしたが、すぐに満席となっていました。
ランチは2種類あり、友人と別々のものをチョイス。
私はパスタランチから「エビとトマト、あやめ雪蕪のスパゲッティ」を。
友人はプレートの「鶏むね肉の低温調理と半熟卵のオープンベーグルサンドイッチ ローズマリーローストポテトのプレート」を。
両方とも本日のお野菜デリ、お野菜ポタージュがついて1300円。
最初にサラダが出てきました。三浦野菜を使ったフレッシュなもので、アクセントにざくろが散りばめられています。コクと酸味のあるドレッシングがサラダを引き立てます。
スープはかぼちゃなのですがさらりとした口当たりでスパイスが効いており、すっと身体になじむ味わい。
休日のお昼なので、もちろんお供はワインで。
フランスロワールの作り手、ル・ソ・ド・ランジュのネゴスシリーズ「ラ・リーグ」のロゼをいただきました。
「LES CHEVALIERS Rose」
シュナン・ブラン35%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%、その他15%。ベリー系の香りでフルーティで穏やかな味わい。辛口になのでお料理にも合いますし、何と言っても休日ランチにぴったり。
メインの「エビとトマト、あやめ雪蕪のスパゲッティ」。
たっぷりのエビ、蕪、オリーブにピリ辛なアラビアータ風のトマトソースがしっかり絡み、食べ応えがしっかり。これだけ贅沢に具材を使っているので、このままでワインのアテにもなりますね。
友人ももちろんワインを!
イタリアのロゼのような赤ワイン「Gino Pedrotti Schiava Nera」。
葡萄はスキアーヴァと聞きなれないもの。色はロゼに近いのですが、しっかりミネラルなどのエッセンスもありやっぱり赤。旨味がいい感じでするする飲めるタイプです。
友人のプレートランチはメインの低温調理の鶏肉に半熟卵、サラダにゴロゴロしたポテトとなんとなくロンドン風な盛り合わせ。こちらも食べ応えしっかりで、ワインが進みますね。
お店の方はフレンドリーでニコニコと話しかけてくれますし、ナチュール系の面白いワインも置いてあり、とても居心地の良さを感じました。インテリアもとてもセンスが良く、夜もまた楽しい感じなのでしょう。
美味しい骨太料理とセンスの良いワイン、フレンドリーな接客にそして居心地の良い空間と、ワイン好きな方にオススメです。