フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
幡ヶ谷は何気にディープなお店が多いのですが、幡ヶ谷六号通り商店街に台湾牛肉麺のお店がオープンしておりました。お店はちょっとわかりづらく、雑居ビルの2Fにひっそりとあるので普通に通っていても気づきませんでした。
階段を登ってお店の中に入ると意外に広々としております。カウター席とテーブル席があり、一人でしたがテーブル席へ。
夜のメニューは麺類の他につまみ系のお手頃なお料理も結構あり、ちょい飲みにも良さそう。この日はお腹が空いていたので、麺類から「紅焼牛肉麺 750円」と「魯肉飯300円」を注文。
しばらくすると麺とご飯が出て来ました。
牛肉麺は一番スタンダードなもので、醤油味のスープにもっちりとした麺、ネギやパクチー、青梗菜、そして煮込んだ牛肉が入っています。お好みで高菜や辣油を入れていただくようです。醤油は台湾風の独特な感じがしますが、そんなに癖は強くなく食べやすいと思います。個人的には酢を入れたら好みのバランスになりました。
魯肉飯はしっかり柔らかく煮込まれた牛肉や煮卵は想像より美味しい。こちらには高菜も合わせてもgoodでした。
なんだかベースは悪くないのですが、どこか控えめな印象。お肉とか煮込みとか美味しいので、八角やシナモンなどもう少し効いている方が台湾な味を期待してくる方にもグッとくるのではないでしょうか。
他の麺やちょい飲み用のお料理もあるので、また別メニューで試してみたいと思います。