フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
台湾最終日のディナーは「ローストダック達人大会」優勝者のお店へ。お目当てはもちろん、事前予約の絶品ローストダック。
お店の中へ入ると、地元の方で賑わっています。ここは日本人観光客というより、地元の方が来る人気店のようですね。
早速予約済みの「ローストダック(脆皮烤鴨)」。とても香ばしい匂いとともに、丸ごとの鳥さんが出てきました。
こちらをシェフが目の前で手際よく切り分けてくれます。
スライスされたお肉はお皿に盛り付けられ、美しく輝いています。北京ダックとは違い、皮とお肉を一緒に食べるのが台湾風とのこと。
お肉は薄く弾力のある巻き皮にネギや特製甜麺醤を添えて、巻いていただきます。お肉のジューシーさと皮のパリッとした旨味と香りが同時に楽しめ、飽きることなく無言で食べ続けてしまうほど絶品!
皮に巻いていただくのは半身で、残り半身のお肉は2種類のメニューから選べます。
「銀芽炒鴨肉絲」とプラス100元の「酸白菜鴨骨湯」。2匹頼んでいたので、残りのお肉はちょうど両方注文しました。
「銀芽炒鴨肉絲」
鴨肉の細切りともやしを炒めていて、鴨の旨味たっぷりでビールによく合う味。
そして「酸白菜鴨骨湯」
酸白菜(白菜の漬け物)を煮た後、春雨、豆腐、鴨の骨を加え旨みを引き出した鍋。漬物の酸味と鴨の旨味が優しく融合したスープでこちらもどんどん箸が進みます。
その他にもいくつか注文しましたが、ほとんど写真を撮っておらず。
こちらは確かインゲンとイカゲソをあげたものを合えているお料理。ビールによく合う味。
そして「銀糸巻」という蒸しパンも。
黄色い麺のように細長くしたものをパンの中に入れています。こちらはコンデンスミルクをつけていただきました。麺状にしているせいか、エアー感のある食感でとても食べやすい。その上、コンデンスミルクが優しい甘さで美味。
ちなみにこの日は最終日ということで、1本300元のコルクチャージでワインを持ち込み。やっぱり鴨には赤ワインが合いますね。
絶品の鴨はあっという間に皆さんの胃袋に消え去り、もっと頼んでおけばよかったと少し後悔するのでした。
地元で人気の絶品!台湾風ローストダック、是非予約をして試してみてください。
御鼎香脆皮烤鴨餐廳
住所:台北市南京東路四段66號1樓
電話:02-2579-0585、02-2579-0685
営業時間:火曜〜金曜11:30-14:00 18:00-21:00 土日11:30-14:00 17:30-21:00
定休日:月曜
URL:http://yudingxiang.com.tw/