このごろ中野エリアに通うことが多くなっていますが、このエリアは結構個性的なお店が多くありますね。
ここもちょっとかわったおそば屋さんで、もともとは製麺所だったらしく、調べてみると2010年8月頃にイートインスタイルに変更したらしいですね。
とはいいつつもそばだけのお持ち帰りもあるようなので、製麺所の気軽さも残しているようです。
店内はカウンターに5人くらい、2人かけのテーブル2つでかなり狭い。ランチにおじゃましたのですがすぐに満席になり、座っていても通路を通る店員さんにぶつかるくらいぎゅうぎゅうでした。
メニューはプレーンのもりそばが小400円、中500円、大600円の単品に、好きな天ぷらを組み合わせるのがメインのようでした。天ぷらはかき揚げから始まり、エビ、穴子、盛り合わせなどなどメニューにあるものから、その日のおすすめがボードに書いてあり10種類くらいから選べます。
かき揚げ(350円)もとっても引かれたのですが、穴子の天ぷら(450円)+もりそば(中500円)=950円をオーダ。
まず最初に出てきたのは、穴子の天ぷら。小振りのものが2本あつあつででてきました。天ぷらのあげ方はよかったのですが、穴子がいまいちかな。。かき揚げにすればよかったかなと少し後悔。天ぷら自体はあげたてサクサクで美味しいので、ほかのものもいくつか食べて比べてみたいですね。
ランチ時でお店が混んでいたせいもあり、天ぷらがでてしばらくしてからおそばがでてきました。太さがまばらなそばですが、うちたてをいただけるのはやっぱりうれしい。そばの香りも楽しめて町のおそば屋さん以上のクオリティはあります。
中サイズを頼んだのですが、思った以上に多かったです。女性は小サイズでいいかも。そばつゆは少なめでだんだんと足りなくなってしまったのですが、店員さんに頼むと追加で足してくれます。最後にそば湯がでてきたのですが、とろっとしたかなり濃度の高いもので、そばのうまみを最後まで楽しめました。
個人的な印象として、町のおそば屋さんとして考えれば全体的に美味しいのですが、手打ちそばさんと考えると今ひとつつめが甘い気がします。天ぷらも穴子に関してはもう少し穴子自体のクオリティをあげて欲しいし、そばの不揃いさがかなりまばら(この日だけかもしれませんが)。そしてそばつゆももう少し工夫したらもっとそばを引き立てると思う。
ちょっと最後は厳しめですが、更なる成長に期待して、また次回お伺いしたいと思います!
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