フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
休日のディナーにて、友人にオススメされていた駒沢大学駅近くにある小さなビストロに行って来ました。
店内はウッディ調でカジュアルでありつつも、どこかあたたかみがあります。ご夫婦でゆったりやられているようで街のビストロといった感じでしょうか。
友人が少し遅れてくるとのことで、一人スパークリングで乾杯。
ちょっとつまみたかったので、「前菜3種 1250円」をまずは頼んでみました。
いくつか種類のある中から選べるようで、人参ラペ、ラタトゥユ、金華豚のリエットをチョイス。
盛り合わせは結構しっかりとボリューム。一人だとこれでお腹いっぱいになりそうw
そんなことを思っていたら、友人が到着。
改めてメニューをみていると、ここは前菜メニューが多すぎて選ぶのがかなり難しい。
あれもこれも食べたいよね、と話していたら店員さんがやってきて「盛り合わせにできますよ!」と素敵な提案。
ということで、きになるメニューをお伝えして、盛り合わせにしてもらいました。
「前菜盛り合わせアラカルト」
・新玉ねぎと新ジャガイモのポタージュ
・鴨胸肉のスモークと苺、パルミジャーノサラダ
・ホワイトアスパラガスの生ハム巻き
・パテドカンパーニュ
・エスカベッシュ
・キッシュ
・ビーツのサラダ
ちょっとづづ色々いただけるプレートはなんと一人一皿。ワインのアテにもちょうどよく、かなり嬉しいメニューですね。
ワインは白を合わせることに。グラスは3種類から選べました。
私はアルザスのゲヴュルツトラミネール「Vincent Fleith Gewürztraminer Steinweg」をいただきました。
ライチのような香りに蜂蜜、トロピカルな印象、酸はまろやかで上品な余韻。
オススメメニューにあった「里芋の揚げニョッキ」。フルサイズは多そうだったのでハーフサイズいしてもらいました。熱々のホワイトソースに表面がカリッとしたジャガイモの食感がいいバランス。残ったソースはバゲットにつけて頂きました。
ワインは赤に。こちらも3本から選べます。
後半もお魚系を選んだので、軽めにブルゴーニュのビノを。「Chanson Le Bourgogne Pinot Noir」。
スミレの花や赤いベリーの香りに、スパイスのニュアンス、なめらかな酸とバランスがよく、飲み心地もいい感じ。
メインはお魚メニューから「本日の鮮魚と魚介ムースのパイ包み 2600円」を。
シェアした形で頂きました。滑らかでまろやかな旨味の魚介のムースとパイの組み合わせは素朴で正統派な印象。付け合わせのタケノコとヤングコーンの食感もいい。
お肉メニューも頂きたかったのですが、お腹いっぱいになり断念。でもデザートは別腹なので、カフェと一緒にデザートはしっかりと頂きました。
「デザートの盛り合わせ」
いちごのタルト、ガトーショコラ、ピスタチオのアイス。
デザートも丁寧な作りで安心感がありました。
周りのお客さんはご夫婦やお子さん連れのみなさんばかりで、地元の人気店なんですね。お店の方もほっこりする雰囲気で居心地がよく、メニューの組み合わせや量など柔軟に対応してくれるのもいい感じ。
気兼ねなくワインとちょこちょこお料理をつまんで楽しみたい時にオススメです。