フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
オフィス近くにある気になっていた老舗フレンチへランチで訪問。場所は恵比寿三丁目の交差点の近く、どこか時間が止まった佇まいですが凛とした雰囲気。
お店に入ると上品なマダムが迎えてくれました。店内はフレンチクラシカルなインテリアで、きちんとしています。よく見ると入り口付近には懐かしいダイヤル式のピンクの電話が!懐かしいものがところどころにありました。
セッティングされたテーブルにつくと、マダムがランチの説明をしてくれます。Aはメインがお肉、Bはメインがお魚のコースで、前菜、メイン、デザート、食後の飲み物がついて2100円、Cは牛肉のメインで3100円。
平日のお昼なので、Aコースにしました。
前菜は5種類ほどあってかなり悩んだのですが「ホタテのテリーヌ」に。丁寧に作られた冷製テリーヌは滑らかで、ホタテの旨味とエビの食感ですごくいい。ワインが飲みたくなります。
パンは自家製。バターもたっぷりつけちゃいます。
メインは「もち豚ロースのグリエベルシーソース 」。
しっかりとグリルした豚肉にフォン・ド・ヴォーベースとしたしっかりとした旨味のソース。付け合わせも手抜きなしで、ポテト、ごぼう、大豆と丁寧な仕事をされていました。
デザートはケーキとアイスを好みで組み合わせ。ケーキはフォンダンショコラ、ガトーショコラ、プリンから、アイスはバニラ、カラメルまたはシャーベットから選べます。
隣で常連さんがすごく褒めていたのが「シルクスイーツのプリン」。そんなに褒めるならということで、私もいただくことに。アイスはカラメルに。
プリンは常連さんがオススメしていただけあって、口当たり滑らかでありながらさつまいものコクもありプリンの味に深みが出ています。
滑らかなカラメルのアイスは香ばしく、美味。他のアイスやシャーベットも食べたくなりました。
食後はコーヒーでゆったりと。
食後にマダムと常連さんと会話も弾み、なんだかとても和みました。30年ほどお店をやっているそうで、お客さんは皆さん60代以上、40代50代は若手扱いのようです(笑)。
クラシカルなキチンとしたフレンチとスマートなサービス、そしてどこか懐かしいゆっくりと過ぎる時間。ゆったりと美味しいランチをしたい時にオススメです。
オー・プティパリ (フレンチ / 白金台駅、広尾駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8
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