フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
恵比寿社会教育館から広尾へ抜ける道にひっそりとあるお店。何度かお昼にお店の前を通っても一瞬ランチやっているのかどうかわからないくらい。その穏やかな佇まいが気になって入ってみることに。
店内に入るとカウンターのみの小さなお店。どこかレトロな雰囲気もあり時間の流れがゆっくりしています。ランチメニューはハンバーグとお魚のプレート、あとはタルトとミニハンバーグのセットがありました。
「粗挽き手ごねハンバーグプレート ほうれん草のピューレソース 1000円 」を注文しました。
シェフがお一人で丁寧にお料理されているので、提供される時間はゆっくりです。ですが、こちらもシェフの丁寧な所作をみながら待つのも悪くありません。
ワンプレートで出てきたお料理は、滑らかでジューシーなハンバーグに緑のピューレソース、ご飯は十六黒米、ポテトと春雨な中華風サラダが付いていました。洋食やさんのようですが、どれも安定感のある美味しさです。
食後にシェフとお話ししていたら、こちらで27年やられておりランチは2年前から再開したとのこと。多分近所の人しか知らないんじゃないかなとおっしゃっていました。
とても穏やかに過ごせるランチ。別のメニューもいただいてみたいので、またお伺いしようと思います。