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空気感のある軽やかフレンチ。ワインはナチュール系が似合う。@hugo(都立大学)

フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。

代々木上原「Gris」にいらっしゃったシェフが独立してオープンされたお店ということで、以前からかなり気になっておりました。週末の午前中に中目黒に用事があり、その帰りにランチで立ち寄ってみることにしました。

駅をでて線路沿いを歩いて数分、なのですが小さいビルの2Fだったのでうっかり通りすぎてしまいました。階段を登って店内に入ると明るくてカフェ風のインテリア。小さいけれど居心地のいい空間です。

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ランチはコース1種類のみ。

ランチコース 2,500円
スープ、サラダ、メイン、デザート、コーヒーがついてきます。メインはお肉かお魚かを選べますが、他はお任せコースとなります。

飲み物はワインがいいかなと思ったのですが、お昼はハウスワインしかなかったので代わりに「ビール650円」を。夜はナチュール系のワインをグラスで選べるようです。

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早速出てきたのが「とうもろこしの冷たいスープ 」と「自家製パン」。甘いとうもろこしクリーミーな味わいに。グレイの器とトウモロコシのコントラストが昔のGrisっぽい。

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「アンディーヴ、コリンキー、ストラッチャテッラのサラダ」
お野菜たちの上にはミルキーなフレッシュチーズのストラッチャテッラ、そしてひまわりの種。味付けはとてもシンプルで、野菜の苦みや甘みとチーズの濃厚さを味わえます。

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「岩手 鱈のソテー わかちょび風味」
メインはお肉ではなくお魚をチョイス。肉厚な鱈にわかちょび(アンチョビのわかさぎバージョン)の味付け。ししとうや緑の野菜、そしてグリルされたナスと全体的に和テイスト。

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少々素朴な印象ながらも、穏やかに軽やかな仕上がりのメインの一皿。

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「山ぶどうのソルベ、ビオーネ、フロマージュブラン」
ぶどうがメインのデザート、ソルベは山ぶどうの旨味がたっぷりと、ビオーネは食感とみずみずしさを、そしてミルキーなフロマージュブランとしその花が香りのアクセント。

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デザートまでしっかり美味しいのが嬉しいですね。そしてデザートとともに「ONIBUSブレンドコーヒー 」もいただきました。

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お料理は全体的に空気感のある繊細なフレンチで心も身体も軽やかに楽しめました。お皿のセンスやお料理の盛りつけなど、以前のGrisを彷彿とさせるスタイルで、かなり好みでした。

こちらのお料理にはやっぱりなチュールワインが似合いそう。今度は夜にお伺いして、ワインと一緒に楽しみたいです。

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