フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
あっという間に8月も後わずか。8月の最後の週末はちょっと遠出をして江ノ島まで。ランチは気になっていた腰越にある古民家なハンバーガー屋さんに立ち寄ってみました。
築100年の古民家をリノベして、オシャレだけどどこか懐かしい空間に。こちら、お店だけではなくゲストハウスもついているそう。海からもほど近く落ちついているので、サーフィンをする方にはすごくぴったりかもしれませんね。
お店には靴を脱いで入り、店内はちゃぶ台や座布団が並び、インテリアもアンティーク。時間がゆったりと流れていて、小学校の夏休みに田舎のおばあちゃん家に遊びにいった時の、あの懐かしい気分に一瞬でタイムスリップした感じです。
こちらはちょっと変わったハンバーガーを提供してくれます。その名も「ダンクバーガー」。つけダレをつけていただくスタイルなんです。
注文はオーダーシートに好みの組み合わせをチェックして、自分好みに。私はミニダンクバーガーに、だしレモンつけダレ、トマト、スライスオニオン、アボガド、飲み物はレモネードにしました。お値段はソフトドリンクセット1480円+150円で1630円なり。
最初にレモネードがでてきました。ビールでも良かったのですが、おばあちゃんちの夏休みなのでノンアルで(笑)
ハンバーガーはお重に入って出てきました。小さいミニバーガーに細切りタイプのフライドポテト、鎌倉野菜のピクルス、そしてつけダレです。ハンバーガーの中にはソースは入っていないので、このつけダレをつけていただきます。
かわいいサイズですが、丁寧にパティやトマトやオニオン、アボガドなどを挟んであります。お肉は葉山和牛を使っているそうで、香り高くジューシー。友人達とつけダレは別々にしたので、それぞれをつけて食べ比べ。レモンはさっぱりと、ジンジャーは結構ソースがはっきりしています。一番の好みは「山葵(わさび)」かな。お肉との相性が抜群でした。
ハンバーガーをいただきながら、ゆったりぼんやりと過ごしているだけで、かなり気持ちいい。そんな「夏休みっぽい」気分に浸っていると、視線の先にはノスタルジックなかき氷機が!
古いので最初インテリアだと思っていたら、これでかき氷を作ってくれるとのこと。ならばということで「イチゴのかき氷380円」も追加で注文。
今流行のふわふわではなく、昭和のガリガリ氷に赤いシロップ。この場所にはこのかき氷がしっくりきます。思わずトッピングに練乳もつけちゃいました。懐かしい甘さと冷たさでホント夏休み気分で楽しい!
そういえば、玄関には昔小学校でみたことのある黒板の予定表が。そして横にはぺたぺたとチラシとかはっています。どこを見渡しても昭和な気分になりますね!
もともと古民家や古い建物をリノベしたお店はインテリアや独特な雰囲気が大好きなので、こちらも来てよかった!ちょっとの間でしたが、小さい頃のあの夏休みの感じを味わうことができました。
江ノ島だとどのお店も混んでいますが、お隣腰越まで足を伸ばして、ゆったりした時間と美味しいハンバーガーを楽しみたいときにおすすめですよ。