フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
幡ヶ谷6号通り商店街に、また新しいタイプのお店がオープンしていました。和食と日本酒のお店のようです。お店は階段を登った2Fにあります。
入り口すぐにはカウンター席、奥にテーブル席があります。店内は白を基調としており、カフェ風な雰囲気ですね。
この日は花火の帰りで、幡ヶ谷についたのが11時すぎ。意外にもこちら、深夜営業をしているんですよね。なんともありがたい。
すでにビールは飲んだ後だったので、日本酒からスタート。日本酒の品揃えが思っていた以上に素晴らしく、そしてセンスがいい。その中からまずは2種類ほど。
「初亀 純米大吟醸 滝上」。35%まで削った山田錦でつくられており、甘味と酸味のバランスが上品でいいですね。
「山の壽 特別純米酒」。若干のほろ苦さに旨みと香りがバランスよく、飲みごたえ十分。
「わえんサラダ800円 」。その日の新鮮なお野菜を自家製ドレッシングでいただきます。ベビーリーフや紫キャベツなどのほかに、麦やクルミなどはいって食感や食べ応えもしっかりしています。甘酸っぱいドレッシングもいい感じ。
「お刺身の盛り合わせ4人分」。3人分だったので、4人分にしてもらいました。旬なお刺身がたっぷり6種類ほどの盛り合わせ。どのお刺身も大ぶりで美味しく、おろしたての山葵がまたいいアクセント。
追加の日本酒は「たけのその 純米吟醸 強敵 ゆびずもう」。この日飲んだ中で一番しっかりとした正統派な日本酒。ラベルはパンダとシロクマでかなりぶっちゃけているんですけどね。
〆にはやっぱりご飯を。「鯛といくらの土鍋ごはん 二合2,200円」。炊きたてのご飯にふっくらとした鯛の旨味といくらの塩味が炊きたての白米と良く合います。シンプルな組み合わせですが、素朴に美味しい!飲んだ後にはたまりません。
深夜にも関わらず、結構お客さんも入っていました。素材をシンプルに生かしたナチュラルで優しいお料理のセンスがすごくいい感じ!日本酒の種類も豊富ですし、近所にこういうタイプのお店ができたのはとても嬉しい。優しい和食と日本酒が好きな方におすすめです。
自然派 創作和食 waen (創作料理 / 幡ケ谷駅、初台駅、笹塚駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7