フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
近頃、自然派ワインを飲むことが多くなりました。正統派も大好きなのですが、飲みやすいビオは軽くて飲みやすいのでつい。
そんなことで、以前から行きたかったベトナム料理と自然派ワインを出してくれるお店にいってきました。実は今の仕事場から歩いて10分もかからないんじゃないかな、意外と近いのです。
オシャレな外観ですぐお店を発見。ですが、入り口がちょっと分かりづらい。エレベーターのあるところかと思いきやその隣でした。中にはいると白を基調としたインテリアはクリーンで爽やか、カジュアルで居心地がいい空間ですね。
この日は自然はワイン好きなメンバーだったので、「ワインを選びたいんです!」といったらいろいろ出してくれました。かなり素敵な品揃え。
最初は白からチョイスしてみました。「Patrick Desplats Caroline(パトリック・デプラ キャロリーヌ)」。フランスロワール、シュナン・ブラン100%。果実味溢れるジューシーさと、柑橘系の爽やかさ、そして華やかな香りもしてとっても好み。
マリアージュするのはもちろんベトナム料理。定番の「生春巻き」は野菜たっぷりに海老がくるっと巻かれております。ビーナッツソースをつけていただくのですが、このソースが濃厚でまたいい感じ。
「牛ハツとクレソンのサラダ」は少しピリ辛ですが、クレソンの苦みとお肉のさっぱりした味わい。
そして「揚げ春巻き」も。生もいいのですが、揚げ春巻きは好きなんです。たっぷりのサニーレタスやエゴの葉などと一緒にいただきました。
そして「バインセオ」。たっぷりもやしを卵でくるりとしたベトナム風お好み焼き。こちらは特製のタレをつけていただきます。お出汁やナンプラーなど入っており、日本の明石焼のようでお出汁をつけていただくとより美味しい。
白の次は赤をチョイス。3人だったのでボトルでオーダー。
「Arbois Saint Pierre (アルボワ・ルージュ・サン・ピエール)」。フランスジュラのピノノワール。薄旨タイプで、しっとりと旨味が広がる味わいは心地よいです。
〆は「牛肉のフォー」。3人でシェアしました。「バインセオ」でついてきたお出汁のタレを入れるとまた味わいが深くなりますよ。
立地がなかなか難しいところにありますが、dancyuのワイン特集でも掲載されており、注目度は高いですね。野菜やハーブたっぷりのベトナム料理と自然派ワインの相性は抜群。ヘルシーにマリアージュを楽しみたいときに、おすすめです。