フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
「鳥長」といえば、練馬の鳥料理の名店。冬のコースにはフォアグラ鍋を追加できるんですよね。毎月予約をとってくれている友人が今回フォアグラ鍋コースで仕切ってくれました。
お値段はコース料理5,800円でお任せが12品にフォアグラ鍋がついてきます。
いつものように18時スタートで、6人で着席。コースでお願いしているので、座っていればお料理はどんどんでてきます。
お通しな浅漬け。大根、キャベツ、クレソン。
飲めるメンバーでしたので、最初は小布施ワイナリーのスパークリング「エチュード ルバイヤート」から。シャルドネ100%、柔らかな泡に、キリッとした酸味が心地よい。くいくい飲めちゃいます。
「生つくね」。生つくねといえば、鳥長というほど有名な一品。
「胸肉のタタキ」。ジューシーな肉質で火入れも抜群。
小布施ワイナリーの「田舎風 発酵シードル 辛口」。フランスの伝統的な製法である瓶内二次発酵で作ったシードルなので、辛口でお料理にも合います。この頃ビールよりシードルが好みなので、このボトルを置いてくれているのは嬉しいですね。
「生レバー」。新鮮なレバーは美味。
「鳥のづけ」。お醤油でつけた生鶏肉。ご飯が欲しくなります。
そして小布施ワイナリー「Sogga Nagano Ordinaire Sauvignon Blanc」。前回もいただきましたが、前半のお料理に合わせやすいワインです。
串ものも出てきました。「胸肉」かな。ジューシーでもっちり。
「手羽先」。スパイシーな衣をまとって出てきました。こちらの揚げ物系、ホントに美味しいんです。
「レバー串」。これはちょこっと苦手でしたので、頂ける方に差し上げました。
「蓮根の肉詰め」。前回はなかったので、比較的新しいメニューなのかも。肉詰めされた蓮根に旨味が染み込んで、サクサクと食感も素敵。
後半の鍋にはやはり日本酒。相変わらずの限定品の新政が選び放題なのがうれしい。「新政 エクリュラベル なかどり 特別純米酒 」。柔らかく甘味のある酒質と気品のある酸味が旨いお酒。
タルタルソースがたっぷりな「鳥南蛮」。今回も頂けてうれしい!これもおすすめな一品。
そしてフォアグラ鍋なのですが、大将がテーブルまできて仕切ってくれます。まずはネギを並べます。
そしてフォアグラを焼きます。すき焼きのような感じで作るんですね。
結構な強火でフォアグラの両面を焼くので、じゅわっとフォアグラの脂が鍋にたくさん出てきます。
フォアグラの脂がでて旨味を閉じ込めたところで、大量の茸を投入!茸大好きなので素敵な組み合わせです。
そして一足先に、フォアグラはポン酢でいただきました。
鍋にはフォアグラの旨味を吸ったきのこたちが、鍋の美味しさを引き出してくれます。お野菜や鶏肉などを入れて、お鍋が出来上がり!みんな争うような勢いでいただきました。
「ぎんなん」。ここで銀杏も出てきました。シンプルに大好き!
そして箸休め的な「トマト」。なぜかこちらのお店でいただくトマトはホッとします。
鍋の〆はおうどん。旨味がたっぷり出ているスープがきちんとうどんと絡まり、最後まで美味しくいただきました。
今回はコースが5800円ですが、相変わらずの飲んだくれメンバーで一人10000円弱。このコースをいただいたら、やっぱり美味しいお酒もいただきたくなります。今期あと1回くらい「フォアグラ鍋」は頂きたいかも。また、お伺いします!