フードメディア・ティレクターの福田美佐子です。
美しすぎる一皿とビオワインのマリアージュが抜群の隠れ家ビストロ、tokiyaさん。写真をアップするたびに「行きたい〜!」という声をいただいておりました。そんな声をくださったみなさんと一緒に、夜のディナーに行ってきました。
今回のメンバーはワイン大好きな方々。となるとやっぱりボトルワインですね。最初の一本は「La Rochette / Ozil(ラ ロシェット / オジル)」フランスローヌ、進化をしつづける若い兄弟がつくる自然派ワイン。葡萄はグルナッシュ ブラン 80%、ヴィオニエ 20%。華やかさのある香り、果実味もしっかりと感じられるコクのある飲み心地、ハーブのニュアンスにトロピカルなフレバーがバランスよく、スルスルと飲めちゃいます。
お料理は<フレンチよるご飯2皿のコース 1800円>。アミューズと前菜、メインでこのお値段。ホント申し訳なくなります。
アミューズはいつもの「鶏レバーのブリュレ」。表面がパリッとキャラメリーゼ、中からは濃厚なレバーのブリュレ。黙っていてもワインに合いますね。
前菜は季節ということもあり「新さんま、梨、コリアンダー、グレープフルーツアボガドのピュレ タルタル仕立て+300円」。脂の乗ったさんまにフルーツの組み合わせがホントに絶妙。美しさだけではなく、味わいも他では味わえないお皿。コリアンダーやフルーツの風味がワインとのマリアージュをより強力なものにしています。
あっという間にボトルを開けたので、もう一本オーダー。「Pechigo Blanc(ペシゴ・ブラン)/ドメーヌ・シルヴァ」。フランス・ランドックのリムーという地で作られているビオロジックワイン。シャルドネ50%、モーザック25%、シュナン・ブラン25%。見た目はオレンジ、甘酸っぱさに旨味があり、こちらはしっかりとメインに合いそう。
メインは「仔羊もも肉、キウイのカツレツ、インゲン、ズッキーニ、シェーヴルチースとアンチョビのクリーム」。お肉が見えませんが、ほんのりと赤色が残る肉にお野菜とアンチョビクリームをつけていただきます。味は是非想像してください(笑)
そして友人は「牛リブロース芯、無花果のカツレツ、ゴルゴンゾーラ、ビーツのピュレ+800円」。こちらはガツンとお肉が主張しており、そのまわりを無花果やビーツゴルゴンゾーラ達が取り囲む感じ。
一緒に行った友人達も大満足してくれて、一安心。お料理だけなく、ビオワインのチョイスのセンスがよくグラスワインの種類も多いので、こちらでいろいろと試させていただくことも多いです。
お料理がお手頃なので、是非ワインをたくさんたしなむ方に行っていただきたいといつも思ってます。近頃は記事に取り上げられることも多いので、混雑する前に気になる方は是非いってみてくださいね。