フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
2015年11月にオープンした話題のお店「ユーゴ・デノワイエ」。NYタイムスが「世界一のお肉屋さん」と称したことでかなり注目を集め、未だに予約困難店になっていますね。今回、そんな人気店でベルギーから一時帰国をした友人を囲んでの食事会をすることに。
幹事さんに「よく予約がとれたね。」ときいたところ、1Fのミートバー限定でお得な「カジュアルディナーコース 7000円」 というのがあったのだそう。ということで1Fでお食事スタートです。
コースはまず食前酒のスパークリングワインから。乾杯の後、前菜が3種類でてきました。
まずは「牛肉のタルタル ユーゴスタイル」。生肉をシンプルなタルタルで味わえます!さっぱりとそしてしっかりとした旨味がさすがの一言。
パンは全粒粉を使った味のあるタイプ。お肉との相性はとてもいいです。
前菜2品めは「豚足と豚耳のグリエ グリーンサラダを添えて」。豚足と豚耳と野菜をテリーヌにして焼き上げた一品。コリコリとした食感と豚の甘い脂身が口の中でまろやかに広がります。見た目は黒く地味なのですが、これ美味しいんです。
そして3品目は「クロケット・ジャンボン」。生ハムをメークインとホワイトソースでコロッケにしたもの。見た目の素朴さはヨーロッパぽいですね。
思っていた以上に前菜がボリューミーで、ワインもすすみます。(写真はとっていませんが)
そしてメインのステーキは3種類からチョイスすることができます。3種類食べ比べたいということで、シェアスタイルで持ってきてもらいました。
1つめは「茨城県 塚原牧場『梅山豚』」。これで2人前!かなりボリューミーですね。猪八戒のモデルとなったといわれ、日本では100頭しかいないという貴重な豚。柔らかい肉質にとても甘い味はとても美味!
2つ目は「熊本県阿蘇 池山牧場 井さんの『あか牛』」。大自然で育った牛の赤身はヘルシーでありつつもジューシーで味に深みがありますね。肉本来の美味さがダイレクトに伝わってきます。
そしてここの目玉というべき「フランス産『リムーザン牛』」。こだわり抜いたユーゴの思想を体現したお肉は程よい熟成度合いと火入れ。脂と赤身のバランス、そして旨味がぎゅっと詰まっておりこれもまた美味。わさびをつけていただくのは日本オリジナルなのかな。
前菜からメインまでお肉三昧で、そしてどれも大満足!飲んべえが集まったので、ワインはボトルでオーダーしたのですが、4000円前後のお手頃価格ですごく良心的でした。
いまだに予約困難ですが、1Fは席は狭いのですが、本場フランススタイルなお肉をカジュアルに楽しむのであれば、このコースは大満足すること間違いなし!機会があれば是非いっていただきたい、世界が認めるお肉の名店です。
↓↓今回のコースはこちらから予約がとれますので、是非!↓↓
【1階ミートバー限定】世界1の肉屋のカジュアルディナー!お肉が選べるステーキ150g,牛肉のタルタル等全4品