フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
この日は中目黒で友人と軽く食事がしたかったので、以前からブックマークをしていたこちらのお店へ予約し行ってきました。
駅近でとっても小さいお店。立ち飲みっぽい雰囲気ですが、ちゃんとカウンターがあって座っていただけるんです。
まずは「生ビール 550円」。ここのところ、暑すぎるので最初のビールが美味しい!
こちらはコースのみの焼き鳥屋さんですが、とってもライトで頼みやすいのがあるんです。
「手八鳥コース 2300円」
・野菜スティック
・本日の串焼き8本
最初にコースの野菜スティック。バーニャカウダソースがまたオシャレ。つまみやすいスタイルですね。
まずは「ささみ 柚子胡椒」。ふんわりしたささみの火入れに柚子胡椒がピリリとアクセントとなっています。
「ももとつくね」。ぷりっとしたもも肉はとってもジューシー。つくねもふんわりと仕上がっています。
ビールの後は白ワインで。スペインの「ディルヴィオ アルバリーニョ 800円」。葡萄はアルバリーニョ100%。柑橘系の香りに透明感を感じるミネラルと酸の心地良さ。芯の強さがあるので鳥の旨味とも合わせやすく、そしてスルスル飲めちゃう感じ。
「手羽先の雌」。メスってなんだろう?と思って口にしたら、中からウズラの卵が!ちょっとした驚きと美味しさでにっこりしちゃう1本。
「ねぎまタレ」。スタンダードな一本ですが、火入れがよいので美味しくいただけます。
「ハツ」。コリっとした食感も残しつつ、レア感もあります。
続いてワインは赤に。「クライン セラーズ 800円」。葡萄はジンファンデル100%。華やかな樽香に重すぎ果実味、いちじくやドライフルーツの香りもあり、タレの焼き鳥と相性がめちゃくちゃいい。グラスワインの種類は少ないのですが、お料理とぴったり合わせてくれるチョイスがセンスの良さを感じさせます。
「レバー」。しっかりとしたタレにこちらもレアな火入れ。そして先ほどのジンファンデルで素敵なマリアージュ。
「椎茸」。焼き上がりに軽くタレを。ジューシーでアツアツな椎茸は大好きです。
デザートがなんと「みたらし団子」。焼き鳥屋さんで目の前で焼いてくれるお団子、甘くて香ばしくって美味しいですね。
焼きはどれも絶妙でいい感じ。やはりお酒をいただきながらだと8本コースで十分でした。もし足りなければアラカルトは追加できるので、その日のお腹具合をみて2300円コースと合わせるのがいいかもしれませんね。
実はこの日一緒に食事した友人は外観からは分からないのですが、妊婦さん。目の前で焼いてくださる方が何も言わずに、バックについているマタニティマークをご覧になって、ささみにちゃんと火を入れて出してくれました。その気配りはとても素晴らしい!できる方ですね。
小さいお店ですが、気軽で美味しい焼き鳥コースがいただけるいいお店です。
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