フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
新宿ランチ開拓ですが、いろいろ調べていたら近所にドイツ料理屋さんがあるようだったので、行ってみることに。
靖国通りから少し入ったところにあるお店の外観は、ドイツの国旗カラーにいろいろな写真がはられています。建物自体もすごく古い感じ。
中に入ると昼ですがちょっと暗めの店内。長年お店を仕切っていると思われるお母さんと奥にはコック服をびしっと決めたシェフ。とにかく全体的にベテラン感が半端ありません。
ところで、ランチは2種類。
本日ランチ 1080円(スープ、コーヒーつき)シェフのおまかせ
ソーセージランチ 1620円(スープ、コーヒーつき)
※サラダは324円、デザートは540円で追加できます。
最初なので「本日のランチ」を注文。本日は何ですか?とお聞きしたら、お母さん「おまかせだから」とのこと。はい、とりあえず出てくるのと待ちますね。
最初はグリンピースのスープとドイツパンが出てきました。さらりとした軽めのスープに酸味のあるパン。しっかりと丁寧なつくりです。
そしてサラダが。あれ、追加したっけ?と思ったら「サービスよ」と。豚耳などをコンソメジュレで固めたテリーヌやキャロットラベ、ビーツかな?とお酒が飲みたくなるような盛り合わせ。美味しい。
そしてメインはチキンとポークのソテー。付け合わせのアスパラソバージュが何ともオシャレ。ドイツ料理というより、品のいい洋食屋さんのようなワンプレートなお皿です。全体的に仕事がとても丁寧ですね。
そして食後ですが、コーヒーと一緒にデザートが。あれ?と思ったら、このデザートもサービスとのこと(笑)。この日は私以外に女性2人のお客さんしかいなかったので、出血大サービスだったのかな?
お店のお母さんはすごくカジュアルで、気軽に話しかけてきます。その雰囲気がどちらかというと、下町の定食屋さんみたい。でもお料理はしっかり丁寧。人によっては苦手と思われる方もいらっしゃるかもですが、個人的には嫌いじゃないです。
これだけサービスしてもらったら、またお伺いするしかなさそうですね(笑)