フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
友人が美味しいイタリアンがあるからみんなで行こう!と誘ってくれたお店。それがいつか行こうと思ってブックマークをしていた、鮨よしたけさんのオーナーさんが経営するイタリアンではないですか。素敵なお店チョイスで女子5人でお伺いしてきました。
お店は細長いのですが、奥にはテーブルの半個室があり今回はこちらで。乾杯はお店の名前と同じスプマンテ「ブリュット“カッパ・カッパ” BRUT KK NV」で乾杯!白ワインの最高の造り手の一人とも称えられるフリウリのカンテ、葡萄はシャルドネ50%、マルヴァジア50%。クリーミーな泡に硬質なミネラルとふくよかな果実味でとてもきれいな味。
お料理はコースがなく、アラカルトのみ。メニューはかなり充実しているので選ぶのが迷っちゃうほど。まずは「脂ののったアジのマリネ ペペロンータ添え 1000円」。ツヤツヤで新鮮で脂ののったアジはとても美味。素材の良さが分かる一皿。
そしてお魚系からもう一品。「昆布じめした鮮魚のカルパッチョ いろいろ野菜サラダ仕立て 2000円」。カルパッチョというよりサラダ仕立てに近く、たっぷりのお野菜に真鯛や貝類、そしてアクセントにウニがのっています。素材の美味しさを引き立てる、柑橘系のドレッシングもすごくいいですね。
そして「濃厚ブッラータチーズ フルーツトマトとイチゴソース 2200円」。生クリーム好きにはたまらない濃厚なブッラータに甘いトマトとイチゴのフルーティーなソースが合うんです!
「魚介と鶏肉のサルシッチャ 1200円」。自家製のサルシッチャにも魚介をつかっているんですね!脂っぽくなく、さっぱりと優しくいただけます。
ワイン好きなメンバーだったので、楽しい会話とともに2本目に。「マシャレッリ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2013」。アブルッツォを代表する造り手マシャレッリ。葡萄はモンテプルチャーノ100%。心地よい果実味と程よい凝縮感、軽めに飲みごたえも十分で、ワイワイ飲むにはちょうどいい感じ。
ここからはワインに合わせてパスタを2種類。「富山産ホタルイカとイタリア産グリンピースのスパゲッティ 1800円」。5人で2皿注文し、出していただくときには1人1皿に取り分けてだしていただきました。しっかりとホタルイカの旨味、グリンピースの春の余韻がいいですね。
そして「九州仔鹿のラビオリ カブのクレマと共に 1800円」。こちらは鹿肉の甘い旨味がつまっているラビオリをカブのクレマが引き立てている感じ。お魚系ばかりお願いしていましたが、お肉なお料理も美味しい。
そして食後にはバースディな友人のための誕生日プレートも用意いただきました。お皿にはパンナコッタ、カタラーナ、ガトーショコラの盛り合わせ。デザートは甘すぎず、さっぱりと上品な仕上がり。
近頃お肉が重くて苦手なときがあるので、お魚料理がたくさん選べるイタリアンはすごくいい!お寿司屋さんだからこそ、魚介の素材もすばらしく、その上ワインも充実していてかなり好みでした。今回はグループでお伺いしたのですが、少人数だったらカウンター席が良さそう。
友人とちょっと美味しいものをつまみたいときや、楽しい女子会におすすめです。