フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
突然ですが、12月にこんな招待状が「妖精さん」から届いていたんです!
こんにちは。私はヴィータ、あなたに会うためにやってきた妖精。
おてんばな私はいたずらとやんちゃが大好き。ちょっとやそっとじゃ飼いならされないから!
昆虫と遊んだり、ミミズと土にもぐったり、
いつもどろんこになってるの。私は庭の地面の奥深くで、
長生きできるように熱い溶鉄で作られたの。
どうやって作られたか気になる?
蝶々とか鍵、オレンジママレードが隠し味。あなたを特別に招待してあげる。
弦や太鼓や笛を鳴らして、いつもパーティーしてるの。
地下の住民は騒ぐのが大好き。
一緒に乾杯して楽しみましょう!
このメッセージを思い出し、銀座のイタリアンで食事をした後、こちらのバーにお伺いしてみました。
怪しい入り口からお店に入ると、そこは不思議な世界。天井からは多数の蝶蝶のオブジェがゆらゆらと怪しく揺らめき、
そして至る所に無数のボトルがディスプレイされています。
そう、ここが招待状をくれた妖精さんが住んでいるバー「アイアンフェアリーズ」。
お客さんも国籍問わずで、ボーダレス。映画のワンシーンに自分たちがいるような錯覚に陥ります。そんな夢心地の中でいただいたカクテルたち。妖精さんもきてくれました。
こちらはなんと綿菓子でアレンジされたジンジャーカクテル!綿菓子と組み合わせるなんて、なんて遊び心があるのでしょう!
店名にもなっている「アイアンフェアリーズ」のモチーフとなっているのは、この積み重なった多数の鉄の妖精たち。どれも違ったポーズをしていており、とてもチャーミング。実はこちらバンコクでは有名なバーとのことで、オーナーの方が手作りでこの子たちを作ってるそう。たくさん飾ってあった瓶は魔法の粉らしい。素敵な世界観ですね。
デザイナー気質のオーナーさんの世界観に心惑わされる空間。日常を忘れたいときに立ち寄ると、妖精さんの魔法で心が開放されるかもしれませんね。
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The Iron Fairies Ginza (バー / 東銀座駅、銀座駅、銀座一丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8